2008.06.09

Movable Type 4.1 の「続き」を使う。

今年になってMT(Movable Type)のバージョンが4.1になりました。
コンテンツ管理システム(CMS)ツールとしての機能が大きく追加されました。

エントリーの画面を見ておや?と思われた方も多いと思います。
「追記(more)」が無いのです。
「追記」は「続き」という名前になり、デフォルトで用意されたタグにより、より使い勝手が良くなっていました。

その「続き」を使って「新着情報」を作ってみました。
WebサイトをMTで構築した場合、「新着情報(トピックス、ニュース等)」はカテゴリ本体とトップページへの書出しを作成します。
「新着情報」は更新頻度が高いため、ユーザー自身が簡単に更新できるようにしなくてはいけません。
しかし「新着情報」には以下の異なったリンクパターンが必要なため、意外と面倒な構成になります。

トップページの書出しファイルの例
2008年6月9日 アクセスマップを更新しました。(※1)
2008年6月7日 当社の記事が○○新聞に掲載されました。(※2)

良くあるのは、このように日付に詳細ページへのリンクを貼るパターンです。
しかし(1)の場合は、サイト訪問者に読んで欲しいのは詳細ページではなく「アクセスマップ」のページです。
(2)の場合は、記事の詳細ページをぜひ読んでもらいたいのです。
この両者を明確に区別するのに、「続き(more)」を利用します。

(1)の「本文」
<a href="accessmap.html">アクセスマップ</a>を更新しました。

(2)の「本文」
当社の記事が○○新聞に掲載されました。
(2)の「続き」
掲載された内容、記事の写真等の詳しい内容

トップページ用の書出しファイルの記述(レイアウト用のタグは除く)
<MTEntries category="新着情報" lastn="10">
<$MTEntryDate format="%x"$>
<MTIfNonEmpty tag="EntryBody">
<$MTEntryBody$>
</MTIfNonEmpty>
<MTIfNonEmpty tag="EntryMore">
<a rel="bookmark" href="<$MTEntryPermalink$>#more" target="_top">■この記事の続きを読む</a>
</MTIfNonEmpty>
</MTEntries>

書き出されたもの
2008年6月9日 アクセスマップを更新しました。
2008年6月7日 当社の記事が○○新聞に掲載されました。■この記事の続きを読む

「続き」が有る時だけ「■この記事の続きを読む」が出ます。
その他、情報の量によって使い分ける事ができるので、ブログ記事一覧ページでも便利に使えます。

---投稿者一言コメント----------

今年もいよいよ雷のシーズンですね。

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hashimoto