MT(Movable Type) 4.1を4.2にアップデートしました。
以前のバージョン(4.0または4.1)で作成したブログを再構築したり
新規ブログを作成した際に気づいた点を書いてみます。
MT-4.1 で作成したブログのカスタムフィールドに入力したデータが消えていた。
原因:
フィールドを「種類/テキスト」で作成していた。
MT-4.2では「種類/テキスト」の文字数が255文字に制限されているが
それより長い文字を入力していた
対応:
フィールドを「種類/テキスト(複数行)」にして入力し直す。
MTE-4.2 でも同様の対応。
エントリー数もまだ少なかったので、良かった。
テンプレートセットを使って、古いブログをMT-4.2に読み込む場合、以下のエラーが出た。
-------------------
テンプレート「archive_index」の再構築中にエラーが発生しました:
<mtLink>タグでエラーがありました: 'feed_recent'というテンプレートが見つ
かりませんでした。
-------------------
原因:
インデックステンプレート「Atom」の名前が変わった。
'feed_recent'というテンプレートとはAtomの事。
MT4.2では「最新記事のフィード」という名前になっている。
テンプレートの設定
テンプレートの種類:最新記事のフィード(feed_recent)
出力ファイル名 :atom.xml
対応:
再構築エラーの出たテンプレートを以下に修正する事で解消
<link rel="self" type="application/atom+xml" href="<$mt:Link
template="feed_recent"$>" />
↓
<link rel="self" type="application/atom+xml" href="<$mt:Link
template="Atom"$>" />
以前作成したブログが以下のエラーが出て再構築できない。
-------------------
テンプレート「main_index」の再構築中にエラーが発生しました: <mtInclude>タグでエラーがありました: error in module ヘッダー(トップページ用): テンプレート「ヘッダー(トップページ用)」の再構築中にエラーが発生しました: <mtsetvarblock>タグでエラーがありました: <mtIf>タグでエラーがありました: <mtLink>タグでエラーがありました: 'atom'というテンプレートが見つかりませんでした。
-------------------
原因:
現象は先の例と似ているが、全く別の原因。
インデックステンプレートの種類が全部「カスタムテンプレート」になっている。
しかもテンプレートの種類が選べない。
対応:
テンプレートセットとして、再利用する予定のブログだったので、テンプレートの
整理を兼ねて、新規ブログに手作業で移植。
アーカイブテンプレートのファイルの拡張子に「.htm」を使用したいのに選べない。
原因:
「設定」→「公開」→「ファイルの拡張子」で「html」になっている。
以前はアーカイブテンプレートのプルダウンメニューで
個別に選ぶ事ができた。
例
category/sub-category/index.html
category/sub_category/index.html
category/sub-category/index.htm
category/sub_category/index.html
MT4.2 では「設定」で「html」を指定していると「.html」しか選べない。
category/sub-category/index.html
category/sub_category/index.html
対応:
「設定」→「公開」→「ファイルの拡張子」で「htm」を指定する。
今まで問題無かったのに、エントリーを保存しようとすると以下のエラーが出るようになった。しかしエントリーは保存されている。
-----------
ブログ記事「○○○」の再構築中にエラーが発
生しました: テンプレート「ブログ記事」の再構築中にエラーが発生しました:
<mtSetVarBlock>タグでエラーがありました: <mtCategoryLabel>タグでエラーが
ありました: <$MTCategoryLabel$>タグを不正なコンテキストで利用しようとし
ました。
------------
原因:
カテゴリー名等を書き出すタグを使っているのに、カテゴリーを指定しないで
エントリーを保存していた。
対応:
カテゴリーを指定してない(指定を忘れた)エントリーを削除。
削除しないと、保存や再構築の度に、エラーメッセージが出る。
以上、数日はドキドキの連続でしたが、企画マーケティング部のみなさんのおかげで
無事対処できたのではと思います。