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紙芝居(モックアップ)に魂を込める2

中村(次)
中村(次) (2009年9月 7日 11:45)
産業システム部 / システム設計

・紙芝居(モックアップ)に魂を込める2

設計段階でお客様にシステムのイメージを伝えるために、
実際にお客様が操作することになる画面のサンプルを作成します。
Webアプリケーションの場合は、HTMLを利用して作成することになるのですが、
我々は、これを紙芝居、または、モックアップと呼んでいます。

以前、私の上司が「紙芝居(モックアップ)に魂を込める」という記事を書きました。
私もその上司に徹底的に鍛えられ、同じ意識を持つようになりました。

開発を意識して紙芝居を作るようになっていましたが、
最近、あるプロジェクトに設計から参加していて、
紙芝居の重要性について考えさせられました。

紙芝居は、「お客様が操作する画面のイメージ」なのですが、
よく考えると、お客様が画面を「見る」ことが出来るのは、
紙芝居か完成したシステムだけなのです。

例えば、一つの画面を見ながら、下記のような内容を言葉で説明されたとします。

「このボタンを押したら、お待ちくださいの画面が出て、処理が完了したら、ここにメッセージが出ます」

みなさんはどのようにイメージされましたか?
人それぞれまったく違うイメージを持つと思います。

「お待ちくださいの画面」、「メッセージ」がどのようなものなのか、
「メッセージ」が表示されている状態だと画面はどのように見えるのか。
など、言葉だけだと伝わらないことがたくさんあります。

設計書にどんなに細かく記載されていても、
言葉だけで100%伝わることはほぼないと思います。

ここでの「イメージの差」が後々大きな問題になる可能性もあります。

【百聞は一見にしかず】ということわざがあるように、
何度言葉で説明しても、
実際に見ていただかないと、この「イメージの差」は埋まりません。

では、「イメージの差」を埋めるにはどうすればいいのか?
それは、「紙芝居(モックアップ)に魂を込める」しかありません。

紙芝居を限りなく実際のシステムと同じように「見せる」必要があります。
「見せる」だけなら、今の技術ならば、十分に可能です。

お客様に納得してシステムを導入していただくためにも、
我々は「紙芝居」に魂を込めています。

たかだか紙芝居という思いがあるのなら、それはプロとしては失格です。

自分たちのためにではなく、なによりお客様のために、
これからも魂を込めて紙芝居を作っていきたいです。

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