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新画像フォーマット「WebP」

牧野

牧野 (2010年10月 6日 21:12)
ソフトウエア開発部

Googleから新しい画像フォーマットである、「WebP」が発表されました。

http://code.google.com/intl/ja-JP/speed/webp/

Googleは現在主流であるJPEGを置き換える画像フォーマットにしたいと考えているようです。

記事や画像を見た所、
かなり品質の良い圧縮をしていると感じました。

Googleが公式に発表している、「JPEGよりも約40%コンパクト」というのも、
誇大広告ではないようです。

圧縮処理時、JPEGは8x8のブロックに区切って圧縮処理を行うため、
高圧縮の画像は目で見てわかるほどに圧縮区画がわかる場合があります。

WebPの採用しているVP8コーデックも大まかには色情報を8x8に区切るようですが、
圧縮区画は目立ちにくく、体感画質はかなり良いです。

http://code.google.com/intl/ja-JP/speed/webp/gallery.html

公式サイト以外でも、既に公開されているLinux用の変換ツールを用いて
画像比較をしているサイトも出てきています。

http://builder.japan.zdnet.com/news/story/0,3800079086,20420954,00.htm

今後、このWebPが普及してインフラが整えば、
かなり快適な画像の取扱ができそうです。

しかし、あまりにもJPEGが普及しすぎていること、
Webブラウザの対応は早いでしょうが、画像編集ソフト、デジカメ、携帯電話、
ゲーム機に至るまでのインフラ、
JPEGの後継規格であるJPEG 2000が普及に失敗していること等を考えると、
一筋縄ではいかないことは容易に想像できます。
そもそもJPEG 2000を知らない人も多いと思いますが・・・

ただ、JPEG 2000が普及しなかった時代と違い、
現在はGoogleの影響力はかなり大きい時代です。

春にGoogleが発表したWebM(動画フォーマット)が、
HTML5の標準動画フォーマットになれば、
普及はかなり現実味をおびてきます。
といっても、ユーザーがJPEGと同じ使い勝手をWebPで得るようになるには、
少なくとも後10年はかかるでしょう。

まずはWebPがGoogleと対立しがちなAppleに受け入れられるか、注目です。

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