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2008年02月09日

「生物と無生物のあいだ」  福岡伸一


・アマゾンでこの本を見る。 

 生物?

中・高校で学んだ学問に分けるとそうなるのでしょうか。

それにしては、面白すぎるぞ。

それにしても福岡伸一さんって文章がうますぎ。

何に驚いたって、「生命」って頭良すぎ。

と、ここまでテンションが高くなるくらいのすごい本でした。
よく、生命の神秘などという言葉を聞くことがありますが、
わたしにとっては、例えば、そういったテーマのテレビ番組は
観ない。

なにしろ、文系である。

生命、生物・・・うーん。

というくらい無知、無理解、無関心のことでした。

そのわたしが、何故、この本を買ったのでしょうか。

「読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー」

この、読み始めたら止まらないという箇所に惹かれたんですね。

なにしろ、最近、本がつまらなくて・・・。

でもこの本、面白い。本当です。

DNAのことも、知っていたのにわかっていませんでした。
実はこの本でDNAのことを読んだとき私が考えたのは、RAIDシステムなんですけどね。

やっぱり、全く違う世界の学問や知識を知ったときに、何か自分の仕事や
自分の知識に繋げてみようとすることがありますね。
それがヒントになって何かを思いついたりもする。

なんかそういったヒントが満載のような気がします。

そして、この本は、知識欲が満たされるだけでなく、その文章のうまさ、筆舌しがたいです。
又、福岡さんの学者人生のエッセイがうまくちりばめられているばかりでなく、
各研究者たちのエピソードが人間くさく興味深い
ものばかりで驚きなのです。

あのノーベル賞を貰った人達がしでかしたことって・・・。
ちょっとマイクロソフトのビル・ゲイツの逸話を思い出してしまいました。

読んでよかった。何度でも読み直してその文章を楽しんでしまう。

そういった珍しい本だと思います。

最後に気になった言葉をあげてみます。

「知的であることの最低条件は自己懐疑ができるかどうかということにある。」

結局、研究者といえど、事実だけを積み上げて推論していくわけではなく、仮説を
もって検証していくんですね。
そんなとき、自分が思っていたことと違う結果が出た場合にどう考えるのかといった
ことなんですが、強情に意思を貫きとおすということが何時でもいいわけではなく、
ときには、その自分の思いが強いが故に事実から眼を背けてしまったり、
大事なことを見逃してしまうことに繋がってしまうわけです。
そういったことをどれだけわかって、曲がらないで検証、仮説をたてていくべきなのか。
結局、どんな仕事もそういった自我との戦いなのかもしれません。


投稿者 sugiyama : 17:16 | トラックバック

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2007年05月24日

ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂 尊

 
 
面白かったあ・・・・・。

殺人が起こらないミステリですが、この話、かなり好きです。

ミステリだけでなく、ラブロマンスのエッセンスも入っています。気に入りました。

タイトルでもある「ジェネラル・ルージュ」の別名を持つICUの部長である速水がとにかく格好いいのです。
ある事件があって、部下が速水を弾劾する場面があります。

「速水先生お一人のため、周囲はどれほどの緊張を強いられていることか。速水先生が喪われそうになった命を引き戻せば引き戻すほど、緊急救急病棟は緊張が高まる。普通の救急センターならとっくに亡くなっている患者が、ここでは死なない。途切れそうな命の糸をぎりぎりで紡ぎ続けなければならない緊張。これが毎日毎日延々と続くんです。」

「天才」とも「神が宿った」とも称される働きをする人物。そして、将軍(ジェネラル)という渾名、

その一方
「速水部長は命を救う天才です。だけど組織維持の面から見れば、ワガママな三歳児のような人だ。」

どうです、魅力的でしょう。

他の登場人物も、とにかくキャラがたっています。主人公の田口先生は当然としても、高階病院長、白鳥、黒崎教授、お気に入りのキャラクタをあげていくときりがありません。
人の命を救うというその行為の崇高さの反面、ビジネスとして経営しなければいけない病院

(比べてはいけないけれど)仕事って常に、相反するものの中で、自分が本当にしなければいけないことをきちんと見つめ、決断と強い意志、ある意味傲慢さを持つことさえも必要なんだよ、
などと感じ入っておりました。

この速水部長がチュッパチャプスを舐めているシーンがあって、何故かものすごくチュッパチャプスが食べたくなりました。

コンビニにチュッパチャプスを買いにいったのですが、
お目当ての「バニラ」は在庫切れでした。
こんなもの(失礼!)でも売切れほど人気があるんだ・・・と妙に感心しました。

チョコバナナのチュッパチャプスはツートンカラーでかわいいよ。

そこでチュッパチャップスのサイトをちょっとチェック。
「チュッパチャプスのロゴは、あの「サルバドール・ダリ」が作ったという「トリビア」を発見しました。

投稿者 sugiyama : 22:10 | トラックバック

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2006年09月07日

業田良家

 漫画家で誰が一番好きか?といわれると
ずいぶん多くの漫画家の名前がもちろん頭には
浮かぶのだけれど、結局、この人の名をあげてしまいます。

今週のR25の「R25的ブックレビュー」に
「世直し源さん」が紹介されていました。

この人の漫画は、どんなものでも読んでいる自信がある
わたしですが、??あれ、読んだことあるのかなと一瞬
不安になりました。
しかし、サブタイトルを見たらすぐわかりました。
「ヨシイエ童話」なるほど、タイトルを変えて再版されたので
しょう。

ユーモアがあってエスプリがきいていて、ちょっぴり感動する
そんなお話が多いのです。

一番のお勧めは、有名になりすぎちゃいましたが
「自虐の詩」です。

前もこのこと書いたかな?この単行本を全部持っているの
私の自慢です。(まんだらけで買ったんだよ・・・)

あとね、「執念の刑事(でか)」も好き。

投稿者 sugiyama : 17:22 | トラックバック

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2006年05月25日

暗証番号はなぜ4桁なのか?・・セキュリティを本質から理解する


・アマゾンでこの本を見る。
 
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」と同じ光文社新書の一冊です。
この新書シリーズは、新書という持ちやすいサイズの上に、
装丁デザインがシンプルでセンスが良くて好きなものです。

 当社は、ISMS(情報セキュリティ監査)を取得しようとしているのですが、
実は、ここにきて少しスケジュール変更を余儀なくさせられています。

一つには、やはり、経営者であるわたしの考えが「甘かった。」ということに
つきるでしょう。
専任のメンバにお願いすればなんとかなる、
技術者が「できない。」と言わなかったのだからできるんだろう。
くらいに考えていたつけが回ってきたということなのです。
正直、納品作業のスケジュールが遅れても「セキュリティ監査資格を取れ」
とまでは思っていません。
監査人の方には、模擬審査をお願いしたのですが、その前から
やはり、本審査日程は延期しなければと思っていました。

という反省も含めて、自分なりにセキュリティ意識を考え直すには
どうすればいいのかなあ。と思っていたら、本屋でこの本が飛び込んで
来たわけです。
読後感は、「面白かった。わかりやすく書いてある。」につきます。

セキュリティを強化すればするほど、使いにくくなる。というトレードオフの
関係についてもわかっていたものの、より理解が深まった感じです。

著者は言っています。
「安全に暮らすためには、技術だけでも法律だけでも駄目で
暗黙知の部分が必要なのである。」

暗黙知というのは、知っていて当たり前のことなのですが、たまに
知らないこともあり、確認する作業は、「教育講習」や「読書」、
「人とのなにげない会話」しかないような気がします。

また、安全を意識する感性を養うための3つのポイントをあげています。

1.提供されたしくみを疑う。
2.それを使う自分も疑う。
3.インシデントが起こっても大丈夫なように資源を分散する。

しかし、こういったポイントというのは、万能選手であることが
多いですよね。
だって、これ、システムエンジニアとしての
プロジェクトのリスクマネジメントにも使えますよ。

1.いつもやっていることを疑う。
2.それを使う自分も、関係者も疑う。
3.何か事故が起こっても大丈夫なように資源を分散する。

ね?

システムエンジニアを目指す人には、当たり前のこと、常識が半分以上書いてあります。
しかし、知っているはずのことが半分くらい書かれている本。
逆にいえば、知らないことが半分くらい書かれている本が
知識のための読書としては、一番読みやすく取り込みやすいといえるでしょう。
お勧めの一冊です。

(経営陣がちゃんと参加してルール決めをする必要があることがよーくわかりました。)

投稿者 sugiyama : 06:28 | トラックバック

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2006年05月22日

佐賀のがばいばあちゃん

島田洋七って文才あるのよねえ。
何回、湧き出てくる涙を我慢したでしょうか。
文庫本で読みやすく面白いのですが、電車の中で読み出すと
おっと・・・うるうる間違いないので、家で読むのがお勧めです。

「あんまり勉強するな。勉強すると癖になるぞ! 。」という言葉が
印象的でした。

本当にそうです。勉強すると癖になる。
だから勉強を癖にしましょう。と、わたしなら思います。
本を読むのも、仕事をするのも、何でも癖になるととっても楽です。

変な考えかたかなあ?

投稿者 sugiyama : 21:44 | トラックバック

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2006年04月23日

わたしを離さないで・・・・カズオ・イシグロ

・アマゾンでこの本を見る。 
週に一度は、本屋の新刊コーナーを覗かずにはいられません。
だって、この人のこんな本が出ていることに気づかないでいることが
怖いから。
カズオ・イシグロの本のどこにこんなに惹かれるのでしょうか。

純文学っぽい装い。読みにくそうな印象が外見だけは、あるのです。

でも、2、3ページ読み進めば、その世界にどっぷり嵌ってしまった
自分に気が付くのです。優しい包まれるような文章、しかし、その中に
秘められた作者の意図を感じ、敷き詰められたレールの先に自ら進んで
どんどんその先を見たいという気にさせるストーリー。

今回のこの本も、まさに期待を裏切らない、いやそれ以上の贈り物でした。

キャシーが、トミーが、ルースが、自分と違うとは
思えません。ついつい自分と重ねて考えてしまうのです。
つい発してしまった一言の重み。
人にとっての真実とは何なのか。
そして行動すべきときに行動しなかったこと、行動してしまったことの
影響。

 自分というものの生き方について
愛について、孤独について、一生について考えさせられずにはいられません。
いい本というのは、重いなあ。そして素晴らしくスリリングで感動的なのでした。

投稿者 sugiyama : 11:06 | トラックバック

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2006年03月31日

バチスタ2種


杉山さんのブログは、食べ物の話が多いね。と
人に言われたので、漫画の話でもしようかなと思います。

たぶん、学生さんとか、若者なら読んでいる人が
多いと思う「医龍」の11巻目が発売されました。
わたし、この本の発売を待ちかねていました。

正直、「のだめカンタビーレ」が最近、今ひとつ面白くない。
しかし、この漫画は、はまります。今一番のオススメです。

4月からテレビドラマでも主人公坂口憲二でやるらしいです。
ちょっと漫画とイメージ違いますが、それは、それで楽しみですね。

「医龍」は、大学病院内の医者のドロドロした権力争いにからむ話なのですが、
権力争いといっても、白い巨塔とは違って
主人公は、権力を狙っていません。
心臓外科のバチスタ手術というものが一つの中核を担っているのですが
この手術の様子がまた、スリルあり感動ありで 面白いのです。

大好きな「ER」にちょっと雰囲気ありかな。

この漫画で「バチスタ手術」の名前がインプットされたのですが、
「チームバチスタ」の栄光 海堂 尊 著この小説も面白かったですよ。

推理小説なんですが、キャラクタが効いていました。

投稿者 sugiyama : 12:18 | トラックバック

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2006年03月02日

インターネットマガジン

月刊インターネットマガジンの2006年5月号が最終となり休刊となると
連絡がありました。

まさに月刊インターネットマガジンが華々しく創刊された頃に(1994年9月創刊)
当社もインターネットサーバーを立ち上げました。

この雑誌は、私個人としてどんなに役にたったものかは口に言い表すことが
できません。
おかげでいろいろな情報を得ることができ、わたしの中では、「インターネット技術」
のこと、コンテンツ情報のことであれば「インターネットマガジン」という確実な信頼
がありました。
初期のインターネット接続していた頃には、ソフトをダウンロードするのも大変で
付録についていたCDは貴重なものでした。

わたしにとって、創刊号から全てのインターネットマガジンを並べて持っているのは一つの自慢でもありました。
一度、会社引越し時に、古い何冊かを捨てられてしまい、あわててBackNumberを
買ったものでした。


そして、奇しくもこの10月に引越した際に、とうとう創刊号から2年間分くらいの
インターネットマガジンを紛失してしまいました。

本当に、気落ちしてしまい残念で、たまりませんでした。
社員にも必要以上にあたってしまいました。

しかし、10cmもの厚さがあろうかと思った最盛期の時期を過ぎ、最近は
あれ?これがインターネットマガジンなの?と、びっくりするくらいに
薄くなっていました。
今回の休刊に向かって確実に時は流れていたんですね。

それでもWeb2.0の特集、今月号は、マッシュアップと、私にとっては、
やはり情報源としてかかせないものだったのですが・・・。

日経WindowsPro 日経バイトと、購読している雑誌が次々に休刊になって
いきます。ちょっと寂しい思いをしていましたが
今回の月刊インターネットマガジンの休刊は格別の思いがします。
編集者の皆様、寄稿者の皆様、ありがとうございました。
読者としてお礼を申し上げます。

投稿者 sugiyama : 18:26 | トラックバック

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2006年01月14日

県庁の星・・・桂 望実

県庁の星

雨がチラつき、肌寒い日でした。
土曜日ですが、仕事の都合で朝から打ち合わせがありました。
会社に戻って、資料を仕上げ、メルマガを書いて、
来週の仕事の確認をしているうちにあっという間に18時過ぎに
なってしまいました。

19時からBS朝日の「ビフォー・アフター」に 実家の家の設計を
お願いしているという建築士が登場するというのであせって帰りました。
BSは、めったに見たことがないのですが、ま、見た記憶があるし
なんとかなる。と思って帰りました。
ところがIDカードのふたを閉めてください。というメッセージが
テレビ画面に出力されて、BS朝日が写りません。

あきらめよく、こことばかりに貯置いてあった本を読む
ことにしました。(結局、テレビの下のふたが開いていただけだったんですが・・)

「県庁の星」
本のカバーが派手すぎて手が出なかった本です。
何度も買おうと思ったのですが、カバーデザインがね。
カバーデザインも、購入意欲には関係あるのよね。

しかし、今日、読んでみて、またまた反省しました。
疲れているときに、こういう「スカッ」っとする小説っていいのよねえ。
おまけにユーモアあふれてるしね。
一気読みに適してました。

しかし、これが映画化されてhttp://kaikaku-movie.jp/織田裕二と柴咲コウが出るっていうのはどうでしょうか。
ま、織田裕二はいいとしても、
柴咲コウの役、二宮あき って本当は、年下のパートではなくて、
明らかに、織田裕二と同じ年頃の息子を持つおばさんパートで
そこが魅力的な話にもなっていたのにと思ったのです。
正社員、パートといっても、パートの方がよっぽど意識が高くて
仕事ができる店もありそうだよね。と「ある・ある」じゃないけど
そういう話なのです。
とにかく、映画はまた、出来てから見ることにして、原作は面白い読みやすい
話でした。

・アマゾンで「県庁の星」をチェックする。

投稿者 sugiyama : 13:55 | トラックバック

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2006年01月06日

「アゴールニンズ」・・・早川書房

アゴールニンズ
子供の頃、本が大好きで児童書を読み漁っていました。
中学生や高校生になっても、児童書が好きで、実は
大学で卒論に選んだのも英米児童文学でした。
好きな本は数え切れないほどあるのですが
中でも「エルマーとりゅう」のシリーズは大好きなひとつでした。

世界幻想文学大賞受賞という帯に惹かれて購入したこの本ですが、
ロマンス好き+ドラゴン好きという私のつぼにはまってしまい
ました。
ドラゴンだけが住む世界。肉親が死ぬとその肉を食べて弔うという、
ちょっと?となる話はともかくとして、冒険小説ではなく
ラブコメだと思います。

ハリウッド映画になってもいける話です。

投稿者 sugiyama : 00:58 | トラックバック

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2005年11月01日

「ウィニング勝利の経営」・・・・ジャック・ウェルチ

 最近はビジネス関連の書籍を、よく読むようになりました。
本屋に行っても、昔は、ソフトウエア開発やデータベース系の
書籍売場に直行していたのに、今は、ビジネス関連の売場が
どうしても気になってしまいます。

活字中毒ともいうべき性癖を持っているわたしとしては、
常に、読むべき本があるという状態が幸せなので、何冊かは
必ず購入してつんどく状態にしています。

本屋で山積みにされていると、反感を持って逆に購入に至らないことも
あるのですが、この本だけは、なぜか最初からピピピと来たわけです。

どうしてでしょうか。

本の神様がわたしにも降りてくるようになったとしか言えません。

しかし、一見、一流会社で社長を狙っている人しか読みそうにないこの本ですが、
実は、ありとあらゆる会社勤めの人に素晴らしいアドバイスを与えて
くれる本なのです。

ひょっとして、一番のお勧めは、新入社員だったり、これから会社に
入ろうとしている学生さんかもしれません。

しかし、前半は、若い人には、退屈かもしれません。

ぜひ、パートⅣ「あなたのキャリア」を読んでください。
中でもお勧めは
 17 昇進する
 18 難しい点 の2章です。

私が若い人にお勧めするのに気に入ったのは、こんな文章です。

「前進するには、前進したいと思わなくてはならない。
幸運で昇進がやってくることもある。だが、そんなことは滅多にない。
キャリアに関しては自分が幸運を作り出さなくてはいけない。」

「長期的に見れば、運命の及ぼす力は小さくなり、あなたのコントロールのきく
部分が大きくなっていく。」

「ビジネスで自分を犠牲者と見るのは、自ら破滅を招くだけの行為だ。」
「キャリアで選択の道を奪うのはひとえに姿勢、態度だ。」

もちろん、別のパートは、社長としての自分を勇気付けてくれた多くの
サジェスチョンが含まれている素晴らしい一冊なのです。

さあ、アマゾンでこの本を買いましょう。
・・余談。この前、アマゾンのアフェリエイトの結果を確認したら、2000円にもなっていませんでした。
早く10000円にして飲みに行くのが今の私のささやかな願いです。

投稿者 sugiyama : 11:28 | トラックバック

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2005年10月23日

「決断力」・・・・  羽生善治

アマゾンでこの本を見る。
しかし、どうしてなんでしょうか。名人、達人、天才と
言うべきでしょうか。
イチローといい、高倉健といい、
人と飛びぬけて違う何かの力を持っている人というのは
考えることも、そして人に伝える言葉も明らかに違う何か
があると感じます。

羽生善治・・・正直、将棋は、駒の進め方くらいしか
わかっていないわたしとしては、芸能人の可愛い奥さんと
結婚したという印象しか持っていませんでした。
彼がいくら素晴らしい実績を持っていたとしても、関係ない
ところで生きているミーハーなわたしとしては、
そういう人と結婚したというだけで、ちょっと斜めに見てしまう
ようなところがあったわけです。

芸能ニュースでは、奥さんがおにぎりやを開いたけれども
早々に閉じてしまったようなことも流れていました。
そのときは、おっ、わりと理解のいいダンナなのかもしれないと
思ったくらいで・・・・失礼しました。

この本を読んでみて、名人になれば何百手も先を読むのだと
思っていたことが、違っていたということから始まって

いやあ、恐れいりました。

こんなに素晴らしい、感心する言葉の山。そしてそれを
裏付けている彼の考え方、行動力、精神力。
もちろん、羽生という人が書いているから納得することも
あるのでしょうが。
どちらかといえば、毎日、毎日、いろいろな情報にさらされ
人の意思、意見に翻弄されやすいわが身としては、
やはり、そうだったんだ。という後ろ盾を得て確信のようなものが
持てたことは事実です。

ありがとう羽生喜治さん。
目次だけ見ても彼の凄さはわかります。
「さおだけ屋は・・・」より100倍も1000倍も売れていい本といえます。
将棋が全くわからない人でもビジネス本として
生き方を教えてくれる本として、
強くお勧めします。

「プロらしさとは力を瞬間的ではなく持続できることだ。」(羽生喜治)


投稿者 sugiyama : 09:38 | トラックバック

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2005年09月29日

「暗く聖なる夜」・・・・・・マイクル・コナリー

地下鉄で乗り換える時にあった小さな本屋で発見しました。
とにかくこの人の新刊を見つけると飛び上がるほど嬉しい。
マイクル・コナリー 大好きです。
趣味は読書。と言っているものの、一番、好きなのは
実は、英米のミステリです。
ついでに純文学も英米が好きです。・・・・なぜでせうか。

国内のものは、あまり惹かれません。
なぜか、英米のミステリに惹かれます。
警官や探偵も大好きです。

このところ、ハードボイルド系に流れつつあるのですが、
マイクル・コナリーのこの主人公、ハリー・ボッシュは
警官であり(あった)かつハードボイルド系であり
というもう、一番好きな主人公・・・・といえます。

ちなみに、他には
ローレンス・ブロックのマット・スカダーでしょ。
ロバート・B・パーカーのジェッシイでしょ。
(なぜかスペンサーではない)
警視シリーズのキンケイド
おお、そういえば、先週、これも新刊が出ていて読んだばかり。

このところ新刊が出ていないけど、
マイケル・Z・リューインは、パウダー警部補と探偵アルバート・サムソン
の両方とも好きだなあ。
P・D・ジェイムスのダウグリッシュ警視
ルース・レンデルのウェクスフォード警部

ついでに、本は読んだことないけど、ミステリチャンネルで
やっているドラマ「女警部 ジュリー・レスコー」

あれ?わたしは何を語っていたのでしょうか?


この後、この本を読み終えて、心底感動しました。
傑作です。間違いないです。
マイクル・コナリーを読んでみようと思われた方は
この本からではなく、少なくともボッシュの
シリーズの3冊くらい前の本からお読みになることを
強くお勧めします。

投稿者 sugiyama : 00:43 | トラックバック

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2005年09月22日

幸福な食卓

先週の3連休でドライブで伊豆に行ってきました。
とにかく、急に行くことになったので
伊豆は伊豆でも山の中。
20050918.jpg
このネーミングいいと思いませんか?

海は見えないし、とにかく、なーんにも無いというのが売り物の
旅館でした。
ここで持っていったのが、「幸福な食卓」
風呂に入って夕食前にざっと読み終えることができるくらいの分量でした。

感想ですが・・・・夕食時、目を真っ赤にはらしたわたしを見て
仲居さんは、なんと思ったのでしょうか?

気持ちのいい本でありました。

投稿者 sugiyama : 23:46 | トラックバック

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2005年07月26日

鉄子の旅

またもや漫画です。
寝苦しい夜は漫画に限るものです。
先週読んだ「ドラゴン桜」が面白くない。
なんか面白いのをよこせ。と思って息子の部屋に
進入したら、本棚の正面に飾ってあった漫画です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091885411/
息子に言わせると、この本が出るのを4年待ったそうです。
IKKIという雑誌に連載されていたようなので
てっきり「鉄道マニア」の雑誌なのかと思ったら
違うそうです。

とにかく、これは気に入りました。
横見さんという鉄道マニアのキャラが凄いです。
絶対に、一緒に旅行したくないです。
でも、一度は、遠眼かテレビで見てみたい。

青春18切符 品川発 大垣行きに並ぶ話は
息子が中学生のころからそんなのに乗っていたので
知ってました。
(はっきりいって、うちの息子。外見はアメフト部ですが、
中身は正真正銘のオタクです。鉄道マニアというより
ボードゲームオタク)
コンビニのビニール袋に1リットルのウーロン茶を入れて
乗り込む奴です。


でも最近は、その電車も全車指定席になってしまったとか・・・
(息子情報)
別に、今後、乗る予定もありませんし、この漫画を読んだからと
いって乗りたいとも思いませんが。

唯一、特別急行北斗星に乗ってフランス料理を食べてみたいと
思います。
この漫画の旅では、高い7800円のフランス料理はパスして
ビーフシチューを食べて、それでも著者はいつもより豪華と
喜んでいました。

いつもは、この人たち(漫画家と横見氏と編集者)は、
鈍行+駅弁で一日何十時間も電車に乗ったり降りたりするんですよね。

ま、駅弁も好きですけどね。3食、駅弁で2日いけるかなあ。
そりゃ不機嫌になって喧嘩越しになるのもしかたないかも。

投稿者 sugiyama : 13:24 | トラックバック

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2005年07月04日

武田百合子

パソコンにログインしたら、突然画面が真っ赤になりました。

7月1日です。決算期末まであと3ヶ月を切りました。
このままだと○○百万円の赤字です。
がんばってください。
というメッセージが表示されていました。

気がついたら、寝汗を出して苦しんでました。
ろくでもない夢を見てしまいました。

ヨッシャ!あと3ヶ月、頑張りましょう。

文藝別冊の武田百合子、渋谷のブックファーストで見つけました。
武田百合子の、「富士日記」「犬が星見た」は、わたしの精神安定剤代わりです。

これさえあれば、きっと幸せな気持ちで眠りに入れると思います。


投稿者 sugiyama : 15:54 | トラックバック

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2005年06月10日

辛いときの乗り過ごし方

正直、今週の1週間は、長くて辛い毎日でした。

おかげであごに吹き出物もできてしまいました。

それでも、詳しいことはいえないものの、
なんとか山は越えたと思います。
会社の皆、そして神さまに感謝したいと思います。

さて、アン・タイラーの新刊が出たということで
「あおい書店」に行ったのですが、もちろん
そんなものがすぐ並ぶはずもなく・・・・・
紀伊国屋に行けばいいことなんですが、紀伊国屋は
閉まるのが早いのよねえ。
あおい書店は、夜11時までやっているのよ。フン

で、アン・タイラーの代わりに、やっぱりお気に入りの
「西原理恵子」とその離婚したダンナ「鴨ちゃん」が書いている
「続 ばらっちからカモメール―最後のラブレター 」
買い込んで帰宅途中に読みました。
その中で、鴨志田氏が奥さんの漫画は認めないが、唯一認めた漫画として
「自虐の詩」が登場していました。

実は、わたくし、漫画の趣味が、ちょっと変わっていまして
一番好きな漫画家は、今、告白しますが、
「業田 良家(ごうだ・よしいえ)」なんです。

名作、「自虐の詩」、わたくし「まんだらけ」で
購入して、単行本、全巻、持っています。
(ちょっと自慢・・・)
いまや、復刊して文庫本で出てますがね。


もちろん、「ヨシイエ童話」だって「執念の刑事」だって
持っています。(あ、こんなこと言っても誰もわからんわねえ)

やっぱり私ってオタクなのかなあ。本当に辛いときには
漫画読みながら寝る幸せっていうのもアリアリなんです。

大口様 コメントありがとうございます。XziNetのご注文お待ちしてます。

投稿者 sugiyama : 21:14 | トラックバック

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2005年05月24日

「光の教会 安藤忠雄の現場」 平松剛

 前々からコルビジェ、フランク・ロイド・ライトなど、有名な建築家の
作品を見るのはとても好きなことでした。
日本人では、安藤忠雄という人が大学を出ていないのに一級建築士の
資格をとり、そして世界的に有名な建築家になったということで
とても気になる名前でした。

それは、一つには、わたしたちのシステム設計、開発という仕事が
建設業と似ているとよく並び評されることに由来しているのかもしれません。

しかし、わたしたちの仕事は建設物と違って、50年100年と一般の人々にも
評価される場所にあるものではなく、
影に隠れた縁の下の力持ち的な部分が大きい仕事だと
思っておりました。

それでも、いつもわたしは確認しているのですが、自分の仕事に誇りを
持っていますし、とても好きな仕事であることには違いありません。

(本文より)
一つの建築をつくりあげる過程では、実にさまざまな、悪くいえば
邪魔くさい雑事を山ほどこなさねばならない。
例えば、養生。例えば、錆止め。そうした作業を親方に叱られながら
いっぱいやらされているうちに建築が嫌いになってくる者もいる。
しかしそのなかで分かる人間には「建築家というのは責任があるんだ」
ということが見えてくる。
若いうちに、建築を好きになる部分、責任があるという部分との両方を
学ばなければならない。
そうすることで、いずれ自分で独立してやっていく時に、
責任のある、そして、自分が好きな仕事をやっていくということになる。

ああ、わたしたちが後輩に伝えていくべきことというのは
これに他ならないのではないか。そう思いました。

何箇所も、感動で胸をうち、涙が出るのをこらえました。


アマゾンで光の教会を買う

夜、息子、香港経由で帰国。
昨日戻る予定が飛行機に乗り遅れた模様。アホクサ
みやげ物 ぺ・ヨンジュンの中国語のDVD(海賊盤か?)

20年来の(元?)お客様の鈴木さんがどうしてもホルモンを
食べたいというので、鈴木さんの会社の女性とうちの高柳と
4人で会食。
高柳は2年目ですが、堅実によくやってます。
素直なところが可愛いし伸びている理由でしょうね。

20050524.JPG

投稿者 sugiyama : 22:37 | コメント (3) | トラックバック

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2005年05月10日

「上京ものがたり」・・・・西原理恵子 

連休明け初日。
さあ頑張るぞっと張り切って駅に着いたら「アエラ」が売られていました。
早速、購入・・・
うん?? お目当てのページはたった2ページ。かつどこにも載っていない。
ガーン。ありうる話ですが、ショックを隠しきれない。

それでもお仕事頑張るぞっと会社に行きました。
まったくこういう日って難問が
次々に降りかかるんです。
私のやる気をどんどん下げようってそうはいかないぞっと。

午後、神保町へ出かけたときに、ふと思いたって
書店に入りました。
PLUTO2巻を未だ買ってなかったのです。
ついでに西原の未だ買っていない新刊があったことに気づいて
「上京ものがたり」と「女の子ものがたり」
を購入しました。(連休中に「中央線」は読んだのよ。)

そして、帰りの電車の中で読んだ「上京ものがたり」。

まぶたがジーンと熱くなって自分の若い頃を思い出しました。
自分になーんにも自信が持てなくて不安だったあの頃。
明るい未来も何も考えられず、ただひたすら生きていた・・・・

それに比べれば今のわたしには、少なくとも仕事がある。
忙しいことも大変なことも幸せなのかもしれない・・・・

この本、東京でひとり暮らししている若い女性は全員読むべし。
帯にもそう書いてありました。
西原理恵子はやっぱり天才です。


西原理恵子 上京ものがたりをアマゾンで買う

投稿者 sugiyama : 01:12 | トラックバック

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2005年04月24日

「監督不行届」 安野モヨコ

漫画で大笑いしました。
安野モヨコ(ハッピーマニアの作者)が庵野秀明(新世紀エヴァンゲリオンの監督)と
結婚していたのは、以前テレビで紹介されたので知っていました。
しかし、こんなに庵野監督がオタクな人だとは・・・
脚色されているんでしょうが、面白すぎる。

ちなみに、すぐに擬音を口で言う。
(ガガーン とか、 シュパシュパとか
漫画でよくあるあの音を実際に口で言う)
驚いたときに、どもる。
(そ・そうだったのか・・・とか)
このブログを読んでいる方にはバレバレでしょうが
私もかなりオタク度高そうです。

ちょっと嬉しかったりして。

知り合いの北島さんがあまりにも(この人はUFOオタク、SF系ですが)
庵野監督と似ていたので思わず電話してこの漫画を読むように薦めておきました。

食事をするのが速くて、一気に食べてしまう。
その理由が口の中が美味しいいろんなものでいっぱいだと
幸せを感じるからというところなんか・・・・ 北島さんとも似ているけどよくわかります。
ああ、ここも私と近いかもしれぬ。

投稿者 sugiyama : 00:04 | トラックバック

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2005年04月14日

図解 創造的仕事の技術・・・忰田進一

採用面接中に、「お薦めの本を紹介してください。」と言われたのですが
とっさに名前が出て来ませんでした。
社員にも、そういえば、ときに、本を紹介してくださいと
言われることもあるのですが、とにかく乱読の私なのに、そうそう
お薦めの本はありません。(きっぱり。)
また、経営者向きの本を社員が読むことは、悪いことではないと思うものの
私とおなじような感想を持つはずもないし・・・そういう本を
薦めて欲しいのではないだろうとも思います。

このところ読んだ本の中で一番、ぴぴっと来たのがこの本です。
お薦め対象者は、入社1~2年以降の社員全員です。
私が読んでも、非常に為になることが多かったことは事実です。
ビジネスにおける仕事って、何なの?
仕事ができるってどういうことなの?
上司が、会社が自分に要求していることがわからない。
そんなことにほとんど答えてくれる魔法のような本です。

タイトルがちょっと良くないのでは?と出版社に文句をいいたい気持ちがあります。
図解・・・という言葉が入っている本、実は、私は買うことが少ないのです。
だから、この本が発行されてから購入するまでに時間がかかってしまった
のです。それが残念に思えるくらい内容が素晴らしい本です。

とにかく、この本は、入社当初だと、ちょっと難しいでしょう。
そして入社前の学生さんだともっと難しいと思いますが、
本は、買っておいてそばに置けばよいもの。
仕事に入ってなにか行き詰ったとき
上司や会社に疑問を持ったときには、読んでみてください。

また、それ以上に、仕事に燃えている人達にも読んで貰いたいと
思う本です。

図解 創造的仕事の技術・・・忰田進一をアマゾンで買う

投稿者 sugiyama : 09:57 | トラックバック

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2005年01月28日

イニシエーションラブ・・・乾くるみ

日記に書くことがない。というより
現場仕事が続きすぎて、書けないことばかりです。
だから、決して怠けているわけではないということを
強調したいと思います。
このところ、連日、夕方から夜にかけての会議ばかり
続いていたため、すっかりヨガとも離れてしまいました。

昨日は、めずらしく、先の会議があっという間に終了して
次の会議までに時間がありました。
で、前々から行ってみたかった丸の内オアゾの
丸善に行ってみることにしました。
http://www.oazo.jp/index2.html

本屋というのが、どうしようもなく好きな惹かれる場所である
私にとって、新しくできた丸善は、テレビ番組の紹介を見たときから
とっても行きたい場所だったのです。

あと、私には、目的がありました。それは、年末のスカイパーフェクトの
ミステリチャンネルの2004年戦うベストテンの国内部門で一位になった
乾くるみの「イニシエーション・ラブ」、ついこの間まで、「八重洲ブックセンター」
ですら在庫なしと言われていた本を手に入れたかったのです。

お堀端をテクテクと東京駅まで歩くと、オアゾというのはまさに東京駅の
隣のビルでした。そんなことも知らなかった。
裏から行くと、これは銀行のビルじゃないか?と不安に思うほど
ショッピングビルのイメージとは違います。
表に回って、丸善です。

きれい。というのが第一印象です。早速、店内になるブック検索端末にて
乾くるみを検索。おっ。在庫あるではありませんか。
印刷ボタンを押すと、2階の在庫がある場所の地図までついた
検索結果が印刷されるのです。
各書棚に番号が付いているので、お目当ての場所に行くのはとっても簡単です。
図書館形式です。

さて、ミステリ部門にあった、「イニシエーションラブ」を手に持って、
回りをブラブラチェック見学です。
ものすごい量の本です。天井高くまでぎっしりと本棚、天井も高いのです。
正直、異常に本好きな私ですが、疲労感がどっと押し寄せてきます。
本屋との相性というのがあると思うのですが、
丸善と私は相性悪そうです。他の本も・・と思っていた気持ちは一度で
萎えてしまいました。
高すぎる本棚のせいか?圧倒感ありすぎです。

ちなみに私が好きな本屋というのは、八重洲ブックセンター・書泉グランデ(秋葉原)
・BOOKファースト(渋谷)といったところです。

時間がまだあったので、オアゾの地下のコーヒーショップで早速
イニシエーションラブ、読み始めました。
別にふつーの恋愛小説といった内容です。
驚いたことに、主人公は、大学生なのですが、私の大学の後輩です。
田舎の大学なので、出てくる地名が懐かしくて懐かしくて・・・・
家庭教師のシチュエーションとか、私の大学生時代とまさに同じ。
変な意味で嬉しくなって嵌ってしまいました。

途中、何箇所か「?」と思うよな箇所もあったのですが、とりたてて
意味をなすと思えず最終章に突入。
????
ちょうど、次の会議時間となったため、その気持ちを引きずって本を閉じました。
で、今朝、もう一度、最終章をじっくり読み直してみました。
やっとのことで、この本が「ミステリ」だったわけがわかりました。
わかると、ちょっとこわーいです。
考えれば考えるほど、・・・
まったく、書けないことばかりですが。
後から気が付いたのですが、乾くるみというこの著者
まさに私の大学の後輩でした。
こんなことも嬉しいものです。

投稿者 sugiyama : 12:40 | トラックバック

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2004年12月06日

SEのためのヒューマンスキル入門・・・芦屋広太著

日経コンピュータに連載している当時から、興味深いとは
思っていましたが、こうして、いまさらながらに
一冊の本になったものを読み直してみると
本当にシステムエンジニアというのは、技術だけでなく
人とどうやって付き合うかのスキルも確実に要求されて
いるのだと思います。

システムエンジニアの意識向けの本としては、馬場史郎氏
が長く日経コンピュータに連載されていたものが有名でした。
「SEを極める50の鉄則」これに私自身はかなり意識感化されたものでした。
システムエンジニアは、必ず毎日勉強しろ・・とかね。

ところが、この「SEのためのヒューマン・・」が一番
これまでの本と違うところは、顧客側の視点にたった場合の
システムエンジニアの能力が書かれているところだと思います。

馬場史郎氏についても、過去いろいろな書籍についても
システムエンジニア読本といったようなものは、たいていが
メーカーのシステムエンジニアだったり、とにかく
IT会社側の人間が書いたものがほとんどでした。

ところが、この芦屋さんというのは、ユーザ側の担当者として
幾つものプロジェクトをメーカーやIT会社と渉りあって
収めてきた方なのです。
その経験の中からシステムエンジニアについてのヒューマンスキルを
論じているのです。
まさに、声にならない客の声を代弁しているかのような
濃い内容の本でした。

具体的な幾つもの例は 私にとって、
長い間思ってきたこと「まさに、その通り」のことから
目からうろこのようなものまで多種多彩です。

 確かにシステムエンジニアには
コンサルタントとある意味同じ能力を求められることが
あります。
それは、「問題解決能力」です。
そして結果を出すためには、システムエンジニアとしての
正しい考え、チャレンジ精神と行動力が常に必要とされます。

彼はSEに要求される「ヒューマンスキル」とは
具体的にはこんなことだと語っています。

・問題は解決できるという強い信念を持つ
・問題を細分化し、課題を正しく設定する。
・利害関係者を説得するためには彼らがどうすればYESと言うか
どうかを考える。
・彼らが満足するような戦略を練る。
・戦略を実行する。

SEだけでなく、営業にも、そしてプログラマにも
このIT業界の仕事に携る人たち全員に読んで考えて貰いたい
本だといえます。
・アマゾンでこの書籍を購入する。

投稿者 sugiyama : 13:45 | コメント (1) | トラックバック

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2004年11月03日

「死刑判決」・・・スコット・トゥロー

謎解きというよりは、二組の男女のラブ・ストーリー
の部分が・・・悲しくて泣けました。

でも最後は、ハリウッド的結末で私好み。

投稿者 sugiyama : 19:58 | トラックバック

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2004年10月17日

水源-The Fountainhead・・・・アイン・ランド

土曜から読み始めて、あまりのストーリーの面白さに、惹きこまれて
一気に読み終えてしまいました。
正直、小説を読む速さには、自信があるのですが、日曜の朝、起き出したときには
まだ1/4程度しか進んでいませんでした。
こんなに後がある、ではなく逆に、ここまでで、こんなに面白いのにまだ
後のストーリーが続くんだという喜びのほうが大きかったのです。
それでもせっかちな私は、ゆっくり読むということができず、
夕方、ジムへ行く前には読み終えていました。

最近、単行本の小説を買うのは止めて、できるだけ図書館で借りるようにしています。
購入費がもったいないということもありますが、家が本だらけになってしまって
大変なのです。で、本当に気に入った本だけを後から購入することにして
います。
お気に入りの「すみとにえ」の翻訳本紹介のサイトで知ったこの本ですが、
思想書であり、1943年に書かれた本であり、
20世紀の小説ベスト100の読者投票部門の方で、
1位と2位のトップ2を独占したアイン・ランドの2位の本なのです。

60年も前に書かれた大ベストセラーがなぜ今になって、日本で初めて翻訳されたのか
と不思議に思いました。ひょっとして思想書というからには何か難しくて
厚い本で読みにくいとか、宗教に色づいていての日本人には理解できないとか?

それでも、本屋でこの「水源」を眼にしたときに、どうしてもこのぶ厚い本を
読んでみたいという誘惑に勝てない何かを感じたのです。

そして一気に読み終えてしまったのですが、余りにも多くのサジェスチョン
多くの何かがこの物語には詰まっていました。

その主人公達の紡ぎだす、時代を超えて全く色褪せていない、
むしろ、現代そのものが舞台であるといっても
納得できる新鮮な物語は、今に生きる私たちにも多くの
自分の思想、生き方を考える何かを与えてくれるような気がしました。

私自身の非常に独りよがりな感想から言えば、「権力を求める」人よりも
「人を操ろうとする」人が一番、嫌いな人です。
ただ、人は、誰しも弱いところがあるから、主人公のハワード・ロークのような
本当に強い人間でない限りは、操ってくれる人がいる方が楽なのでしょう。
むしろ、操られている方が幸せである人のほうが多いのだと思います。

生まれつき、その資質を持ち合わせて、自分が何をすべきかを知り、実行し
何の揺らぎもなく生きている主人公のハワード・ロークよりも
むしろ、より精神的弱者である自分を自覚した上で
自分をその資質にまで高めようと努力したゲイル・ワインナンドに
惹かれました。
正直、一番、嫌悪感を覚えたのがエルスワース・トゥーイー。
この本は、読んだ人と、自分はどんな箇所で何を感じたのか
惹かれたのか、一晩でも二晩でも語り明かしたいそんな小説です。

・アマゾンで「水源」を購入

投稿者 sugiyama : 23:48 | コメント (2) | トラックバック

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2004年10月04日

スリッパの法則・・・よい会社とは?

スリッパの法則
このところ、ビジネス本を読みまくっています。
amazonから「スリッパの法則」が届く。藤野英人氏が著者。


なぜか映画の世界のような、「伝説のファンドマネージャ」と呼ばれていたらしいです。もう、それだけで、カッコいいですけど。
そんな藤野氏が長年の投資先を選択するセオリーを公開したものです。

タイトルになっている「スリッパの法則」は、法則26にありました。

「社内では、スリッパに履きかえる会社に投資すると、不思議に儲からない」

実は、私個人としては、ひとつ会社の理想系というのが
あって、それは、当社のお客さまでもある、建設会社さんなんですが、
自分達で建てた個人宅を後から買い取って事務所にしているんですね。

素敵な建物だったというせいもあってか、私も、広尾とか、麻布の住宅街で
一軒家を会社に使いたい。という野望が捨て切れません。
という訳で独善的にこの法則は無視させていただきました。

さて、私にその通り、と思わせたのは、

法則51 悪い会社はよい会社の逆である。

でした。「よい会社」というのは、社員から見たのと社長から見たのでは
違うのではないだろうか?
と、ちらっとでも思ったことがあった自分を反省いたしました。
答えはここに書いてありました。

悪い会社は仕事が甘い、楽です。しかし、悪い会社は会社全体が
覇気に欠けていてプロであるべき仕事に手を
抜いてしまいます。

社員は、楽して給料が貰えるのだから「よい会社」
だとそのときは思うかもしれません。

しかし、長期的に見れば逆に失うものが大きいのです。

何よりも自分自身が成長できない。
発揮できるはずの能力も錆付き、気がついてみたらどこの会社にも
勤まらないダメ社員になってしまうのです。

とすると、やはり、社員にとっての「よい会社」、社長にとっての「よい会社」
お客さまにとっての「よい会社」というのは、一致するのですね。
こんなことで安心しているようじゃ、まだまだ器が小さいですね。

投稿者 sugiyama : 18:09 | トラックバック

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2004年08月25日

修道士 カドフェル

Amazon.co.jp: 本: 聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1)

聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) 光文社文庫
大きすぎもせず小さすぎもしない程度の本屋・・そういった本屋として、会社の近くにある「あおい書店はお気に入りの本屋です。
自宅の前にある小さな本屋は、雑誌を購入するのには便利だけれど、いまどき、雑誌は
コンビニでも手に入ります。単行本や文庫本をここで購入することは、めったにない。
特に、単行本は新刊が出た日には絶対並んでない。
2、3週間たって、ベストセラー入りしてから並ぶ。
紀伊国屋書店なんぞ、新刊が出たぞというその日に並ぶのにね。
一方、紀伊国屋といっても、本店は、面積の関係なのか、並んでいる本は少ない。
紀伊国屋南館なら、十分な量が並んでてよろしいけどね。
しかし、あいにく南館は、遠い。当社から駅に向かって歩いていくルートから
かなりはずれて15分程度は歩かないと到着しない。
で、めったに行かない。
むしろ、土曜に「八重洲ブックセンター」に行くことが多いです。
単行本でこの本がほしいというときには絶対に「八重洲ブックセンター」です。
ここになければ、ほとんどの本屋に在庫はない。と私は信じている。
で、話を元にもどすと、要するに「あおい書店」でなかったら
この本、買おうと思わなかったと思います。通路のいい具合の場所に
まさに目につくところにそれは、並んでいた。うん十年という前から
シリーズの名前は、頭に入っていた。しかしなんとなく買う気にならなかった。
このところミステリチャンネルでも番組やってるな。という頭もあって
買ってみました。いまのところ4冊目に突入中です。
1冊目、2冊目が特に面白かった。なんていうのかな。
ミステリ+ハードボイルド系。
主人公が真面目すぎないのも魅力のひとつ。どう考えても
ハンサムでもかっこよくもない。
でも近くにいたら、絶対にお友達になりたいタイプです。

投稿者 sugiyama : 12:30

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2004年08月11日

「どうせ死んでしまう・・・私は哲学病」  中島義道

「どうせ死んでしまう・・・私は哲学病」  中島義道
時に、哲学系の本が読みたくなる。しかしこの本は、書店で偶然見つけて
衝動的に購入した。
どうして人を殺してはいけないか?という疑問は抱いたことがなかったが
(ちょっと前、この問題ってブームのようになってましたが)
この人の問い「どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではならないのか」に
近いことは何度も考えたことがあった。
「なぜ人は必ず死ぬのに、死ぬことは悲しいのか?喪失感はなぜあるのか?」
あいにくというか幸いに私の家系は長寿の家系らしく私が家族の死を身近に
体験したのは、30過ぎて子供が小学生になった頃の祖父の死であった。
祖母など、この春、95まで生き延びた。
その祖父のときに、たとえようのない「喪失感」を感じる時期があったのである。
両親が温室園芸で働いていたので、私や弟は祖父母に育てられた。
祖父は、何か持病を持っていて無職であったこともあり、軽自動車を乗り回して
私達、兄弟をどこにでも連れて行ってくれた。
とくに私にとっては、長い間、アッシーとして、送り迎えをしてくれる優しい
祖父であった。そんな祖父に死ぬ直前に会ったとき、「浜名湖一周に行きたい」
といっていたのを聞いてあげられなかった、という後悔の念を
ずっとひきずっていた。
しかし、自分も又、いつかは死ぬ身であるということを考えると、
よく言われるように、「よく死ぬことはよく生きることである。」と思うし
また、自分にとっていいことは何か?を追求して生きるという
使命、宿命といったものがあるような気がする。
生きていくという何のこともない毎日の暮らしのひと時の重大さに
胸が強く押し付けられるような気がする。
作者が言いたかったことと違う受け取り方をしたのかもしれないが
それでも、たまには、真剣に考えて向き合う問題なのだという
気がした。


投稿者 sugiyama : 18:23

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2004年08月05日

「私に売れないモノはない」 ジョー・ジラード

Amazon.co.jp: 本: 私に売れないモノはない!
世界で一番多く自動車を売ったセールスマンだそうです。
こういう営業のコツを書いた本って読むの大好きなんです。
自分は絶対に営業ができない。と思っているんですが、
そんな私でもつい、生まれ変わったら営業マンになってもいいと
思わせてくれるところがありますね。
でも、並の人とはやはり違います。
「仲良しクラブは人生のムダ」という章には、心から賛成しました。
私も、最初この業界に25で遅れて入ったので、昼ごはんを食べるのも人と一緒に行かず、パンを食べながらパンチしたりしてました。
子供も小さかったので、人より先に帰宅しなくてはいけないのが
残念で、夜、子供が寝静まってからコーディング(紙に鉛筆で
プログラムを書くこと)してました。
この本で改めて気づかされたこと、幾つもありました。
・仕事を計画し、計画を実行せよ
すばらしい数々のアイデアと実行力
その根底にあるのは、家族に食べさせたいという心からの「欲求」だった。

私に売れないモノはない!
ジョー・ジラード

投稿者 sugiyama : 18:42 | トラックバック

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2004年08月04日

「ダ・ヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン

すみ&にえ「ほんやく本のススメ」をいつものように見に行ったら、またトップページデザインが替わっていた。
私はこのサイトが大好きで、もうここ何年かは、ここのお世話になって海外純文学を読んでます。
2~3日に1冊という私も負けるスピードで読んだ本の感想をアップしてくださるのです。
ときどき、私のFavorite分野であるミステリも登場するんですが、
今回のダ・ヴィンチ・コードは、ちょうど1ヶ月くらい前に読んで、
ものすごく面白かったという感想を持った本です。
その後、雑誌で、各国のベストセラーという記事を見つけたら、
ほとんどの国で圧倒的にこの本が登場しているのが目につきました。
ま、そういう本です。娯楽系ですが、多少、知的になれるような
気もします。黄金比というのは、日本ではピースの箱の縦横比として
有名だったと思われますが、これは美しいだけでなく、生物学的にも
いたるところでその値が登場してくるんですね。
人間のへそから地面までと身長は黄金比・・・本当だということに
なってますが日本人は、やらないほうがいいと思います。
この本を鵜呑みにして、計ってから無言になった人物を私は知っています。
もちろん、私は黄金比でしたが。ほほほ

投稿者 sugiyama : 11:16 | トラックバック

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2004年08月03日

「ブラックウォーター」「ブルー・アワー」 T・ジェファーソン・パーカー

最近、ミステリから離れていたのですが、ふつふつと厚い海外ミステリが読みたいという
欲求にかられて、「ブラックウォーター」を購入しました。
この、T・ジェファーソン・パーカーという人、以前「サイレント・ジョー」を読んで、これは
またまた、私好みの作家が登場したわい。とほくそえんでいた人です。
で、ブラックウォーターですが、事件の謎解きについては、特にトリックがというわけでもなく
これは、人間ドラマに主眼をおいた小説だったのでしょう。
で、ある象徴的な場面があるんですが、素晴らしい描写で もう、うるうるでした。
心を揺さぶられました。きっと、セカチューを読んでも泣けないような気がして
(冬ソナで毎回3回は泣けるくらいだから実はOKかも)
いたのですが、この人、最注目。と、ここで???何かが頭の中でひらめきました。
そうでした。実は何ヶ月か前に購入して最初の100ページくらいで頓挫していた文庫本
上下「ブルー・アワー」は、この「ブラックウォーター」の第一話だったんですね。
で、あわてて、「ブルー・アワー」を読み直したというわけです。
予想にたがわず、素晴らしい愛の小説でした。いったい、何をしてたんだろうか。
この間に入る二作目がこれから出版という、いったい出版社は何考えているんであろうか。
せっかくの逸材ですが、早川書房と講談社の2つに版権が分かれてしまったのが
どうも原因じゃないかと思われます。・・・・

投稿者 sugiyama : 18:54 | トラックバック

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2004年08月02日

「邂逅の 森」  熊谷 達也

そうです。直木賞も131回になるんですね。
私、芥川賞よりも、絶対に直木賞好きです。
で、この「邂逅の 森」の帯に、「ぴぴぴ」と来たんですねえ。
読書って、こういうものよ。っていう見本ですね。
こういう本を読んでこそ本好きの醍醐味が味わえるってものです。
とってもスケールの大きな感動巨編で・し・た・
しかし、いい話には、魅力ある男だけじゃなくて絶対に
魅力ある女が出てくるねえ。そして、最近は、その女も男に従うだけの
女じゃないのよ。いいわあ。

投稿者 sugiyama : 20:39 | トラックバック

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2004年07月26日

フェルマーの最終定理

17世紀にフェルマーが残した予想(実際は、証明されるまでは定理と呼んでは
いけないらしいです)。
あまりにも簡単なその問題。

Xのn条+Yのn条=Zのn条 nは3以上。
これを満たす自然数X,Y,Zは存在しない。
300年以上もの間、あらゆるアマチュアも含めた数学者達が解こうとして、解けなかった。
解けなかったゆえに
最近では、これは、実は、答えがある。つまりXYZがあるのではないか
という風潮になっていた。
それをアンドリュー・ワイルズが1995年に証明したという話なんですが、
もう、面白いのなんの。
学会で証明しても、すぐにそこで認められたわけではなくて7人もの学者が
その証明を分けて、間違っていないかどうか確認していくわけです。
そのうちの一人がワイズが学会で発表する前に、証明の作業確認をしてもらった人なんですが、彼が、前に確認したときには分からなかった穴を見つけるんですね。
そして、一躍有名人になっていたワイズが、その穴をまた、何年かかかって
きちんと直して証明しなおすんですが。
とにかく人間ドラマとしても感動のお話です。
いやあ、数学、実は大好きだったんですよね。中学時代までは。
今からでも数学者になりたいくらいにあこがれちゃいました。
もう、何が何でもお勧めの一冊です。

投稿者 sugiyama : 23:23 | トラックバック

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2004年07月25日

「パンドラ・アイランド」 大沢 在昌

好きなんですね。ハードボイルドが。いまや、ミステリー(謎解き)よりも
好きかもしれません。
大沢 在昌も、新宿鮫以降は、どうかな?とも思ったんだけれど、
いや、侮れません。私、この小説「パンドラ・アイランド」、好きですね。
箱根の富士屋ホテルに持っていって読んだから、ちょうど雰囲気とあいまって
良かったのかもしれませんが。
(富士屋ホテル、最高ですよ。もう、一生に一度は是非、行ってください)
マイクル・Z・リューインとかロバート・B・パーカーに近づいて来たね。
(褒め過ぎか?)

投稿者 sugiyama : 19:38 | トラックバック

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2004年07月22日

「テロリストハンター」 匿名

売り場でその厚さに、そして著者anounymous(匿名)に?何かに
ピンときて購入した本だったのです。
テロリストハンター彼女(なんと女性!)の波乱万丈の人生だけでなく、その
意思の強さ、そしてやってきたこと、この本を出版したということも含めてその潔さ、
度胸に惹かれました。
この本、当然のことながらアメリカでも既に出版済みのはず。テログループだけでなく
FBIにも恨まれそうな事実の山。他人事だからかなあ。面白かった。そういう言葉を
出すのは顰蹙かもしれないけれど、これがノンフィクションとは思えなかった。
FBIもCIAも何よ。全く組織ってやつは大きくなるとろくな働きをしないんだ・・・。
どこの世界も大きな組織というのは、駄目だなあと改めて思いました。、
自分の仕事と他人の仕事ときっちり分けて線を引く。
自分の仕事に関係することは、どんなことも人には教えない・・・
そして、重要なこともどんどん隠され、上には報告されない。
トップになればなるほど、下の人達が本当は何を考えてどんな行動をしているかは
知ることはできないものなんだろうか。

彼女のことをFBIがもっと正確に認めていたら・・・
あの911のテロもひょっとしたら防ぐことができたのではないか。
彼女がインターネットやら公式文書やらで見つけ出した情報をFBIが疑って
そんな情報を得ることができっこない。と先入観で彼女を疑って、調べだした
箇所では笑うよりも何か恐ろしい気がしてきた。
彼女は、言っていた。裏でこそこそ調べないで、本人に直接、会いに来て
聞くべきだと。
さて、トップの判断は、さまざまな情報の中から正しい情報を見つけ出し、その情報から何を考え付き、行動することができるのか?ということだと
思うのですが、回りの人々や部下のあらゆるちょっとしたこと。行動する。行動しない。(嘘を)報告する。(真実を)報告しない。そして、間違った先入観
といった他人の複合的意思の塊によって影響されるのは間違いありません。

投稿者 sugiyama : 20:31 | トラックバック

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2004年01月07日

長い冬休み

本当に、こんなにゆったりと休めたのは、何年ぶりでしょうか?
休みに入るとすぐに韓国へ遊びにいって、年末に戻り、実家へ帰りお正月を読書+テレビ+昼寝で過ごしました。
ミステリ三昧になる予定でしたが、どうしても「ゲド戦記」が読みたかったのです。ゲド戦記全5巻・・・・本当に読み出したらやめられません。
少年少女向き?の本なので読みやすいんですが、内容は深い・・・・人生について特に、生と死について、ここまでマジメに考えさせられるとは思いませんでした。
曙+ボブサップ戦を横目で見ながら、除夜の鐘をききながら、やめられなくてとうとう元旦の朝までかかって読んでしまいました。
年が変わってからは、例年のごとく、ミステリベストテンの国内、海外の穴埋め読みというやつをしてました。
国内は、やっぱり横山秀夫のひとり勝ちですね。
「葉桜の季節に君を想うということ」
「重力ピエロ」
なんか、文体から受ける印象といったものが似ていると思ったんですが・・・ストーリー性を重んじる私としては、どちらも、今ひとつ乗りが悪く思いました。
ということで、今年も国内作品には、がっかりしたものの、海外作品では、「ボストン・沈黙の街」という私好みの作品に出会えました。
ベストテンには関係なかったものの、年末になって出版された「警視の予感」(警視シリーズ)「黒蠅」(検死官シリーズ)と読んで、コーンウェルのここのところの作品にちょっとがっかりしました。

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※「アイロベックス社長の日記」はライブドアブログへ移転しました。

2003年05月24日

ダロウェイ夫人・・・ヴァージニア・ウルフ

ダロウェイ夫人の単行本を紀伊国屋で購入しておいたので読み始め・・というより、読了。
金曜の最終電車に乗ろうとしている直前に知り合いから携帯に連絡が入り思わずそのあまりのタイミングの良さに朝3時すぎまで付き合ってしまったので、起きたのが10時でした。
仕事にいかねば・・とダロウェイ夫人を読みながら電車に乗り、わかったことは、こんなに文章が美しく、想像力を刺激する本は、立ち読みには合わないということ。
それでも根性で読み続け、仕事帰りに、また読みつづけ、読了しました。
これって、結局、「早く映画が見たいよー」というそれだけのために意地になって読んだ気がします。
また、いつかゆっくりと読み直したいと思っています。
感想:20世紀の文学の最高峰ってみんなこういう感じなんだね。でも感動する話じゃなくても人間の本質の表現がこうまで豊かだとお話としては面白いのね。
そして、念願の「忍」へ行きました。30分は、並んだと思うけれど、うわさにたがわず美味しかった。伊達の牛タン本舗以上かもしれない、あのタン焼きは。
ゆでタンが評判のようですが、私はタンは焼いたものが一押しだと思います。食べるごとに味わうあの感じが好きです。

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