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2004年11月05日

経営という視点

昨日からERがらみの話が続きます。
今日お会いした税理士の先生から、今は
病院も、経営が大変なんですよというお話を
伺いました。

ER(緊急救命室)でも、現場のドクター達の
考えていることと、幹部ドクター達の考えは
すれ違いが起きます。
現場ドクター達は、「費用がかかる」ということを
抜きにして、とにかく人命救助や、厚いスタッフ、
看護を要求しますが、幹部は、少しでも経費節約をしようと
して常に現場ドクターたちから嫌われています。

ドラマの描き方だと、現場ドクターや看護婦達の視線
ですが、一経営者としてみると「うーん」と
唸ってしまうこともあります。
わたし個人は、経営者であり、現場スタッフでもあり
両方の気持ちがよくわかります。
ERとは人の命が懸かっているという点、福祉という
点において意味が異なるかもしれませんが、仕事において
売上や利益を抜きにしてひたすら突っ走るスタッフが
いると会社は、困ります。

お客さまからの理想だけを考えてみれば、安くて
直ぐできて、使いやすく、結果が出るソフトウエア
ということになりますか?
でも、安くし過ぎて赤字になってしまえば、自分だけでなく
会社全体に迷惑をかけてしまうことになります。
ひいては、そんな仕事を続けていたら会社として
やっていけない。倒産ということにもなる。

お客さまは、安くて使いやすいソフトウエアを求めては
いますが、長期に渡ってのフォロー(何かあったときに
質問できる。会社の仕組みが変わったときには
変更できる)や信頼も求めています。

又、余り安い買い物をするときには、衝動買いということも
考えられます。きちんとシステムを使って結果を出して行こうという
お客さまにとっての自覚や重要度も結果に関係するシステム開発
というものには、安売りは合っていないでしょう。

自分でも思っていることですが、高い、安いというのは
結果を見て感じること。わたし達の仕事は買ったときの一瞬で
結果がでるものでは決してなく、最低でも半年や1年後に
ならなければ、お客さまの本当の感想は、わからないものです。
結局、お客さまが心の底で求めているものというのは、
目先の安さではなく、長期に渡る「誠実さ」というものでは
ないかと思います。

投稿者 sugiyama : 2004年11月05日 15:24

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