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2005年02月05日
幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門
いやあ、久々の演劇でした。題名というより
ストーリーを最初読んだときに、これは、
暗い芝居だろうなあ。と思って、どこまで
感情移入ができるか自分で心配していました。
それに私、ハリウッド的ハッピーエンド大好き
人間なんです。悲劇って、正直あまり好きでない
のです。演劇好きなのに、悲劇嫌い・・・矛盾ありますよね。
シェークスピアから始まって、オペラ、歌舞伎
どうも、劇というのは、悲劇でないといけないような
ものなのかもしれません。
さて、70年代に初演が行われたというこの劇。
もちろん、私は今回初めて見たのです。
おまけに今日は、初日でした。初日に前から2列目の
席で見れる幸せ。
客層は、意外なくらいに、年配の男性が目立ちました。
たぶん、業界(演劇)関係の方が多かったのではないか
という印象を持ちました。
主人公の将門が堤真一、奥さん役が木村佳乃
あと、段田安則 中嶋朋子 配役は揃えてましたね。
さすがは、蜷川演出です。
舞台装置もダイナミックでびっくりです。
意に反して、ストーリーテラーでした。
どう話が展開するのかがわからなくて、面白かった。
しかし、振り返って見ると、ストーリーとしては
矛盾がない。なんか、王道のような太い骨子がある
話でした。とっぴなシチュエーションなんだけれども
それはそれで納得できる話だったと思います。
よくできた脚本だというべきなんでしょう。
そして、その脚本に対時する蜷川氏の演出が
また効果的だったと思います。
堤真一・・・・実力派だとは思っていましたが
ここまで一人で張れる人だとは御見それしました。
なんといっても、がらりと変わるその顔・声・・
本当は、2枚目なんですよね。舞台では2枚目だと
思ったことないですね。これいい意味ですが。
見終わった後って、言葉の1つがひっかかったり
何かを考えてしまったりするものなんですが
今回は、珍しく、カイカーンでした。
ある意味での非常にレベルの高い文化的演劇であって
しかも意外に懐かしいにおいのするエンターテイメントで
もあったのでした。
良いものを見ました。
いつものことなんですが、
堤真一のファンクラブに入ろうかと思わず思いました。
投稿者 sugiyama : 2005年02月05日 01:57
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