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2005年02月08日
見積もりについて
見積書を作成していました。
個々の要件の細かなところまで納得、理解してから見積を作るということは
本当に珍しく、むしろ大まかな難易度とスケジュールと作成するプログラムの
本数でエイヤーと決断する力が試されていることが多いものです。
世の中には、ファンクションポイント方式やら、なにやら、一番正しく見積もる
方法というノウハウや知識があふれております。
確かに、見積りをする場合の元となるものは、機能数であったり画面数、
帳票数です。
1つずつその作成工数を予測していった積み上げからまず考えます。
しかし、積み上げて出来た見積もりがそのまま即正しいということではありません。
次に3Kと私達は呼んでいるのですが、経験・勘・度胸(気持ち)
といったもので量ったった大きな枠とどのくらい積み上げが離れているかを量ります。
見積もりがうまくいった場合には、ほぼ全体額と積み上げ額が
イコールになります。
こういった場合は、問題ないのですが、余りに離れていた場合
初心に帰ってその原因は何かを考えたり、隣に座っている小幡に相談したりします。
システムでも何でもそうですが、困ったときに、ちょっと人に話しかけるのは
逆に自分の考えを整理するコツでもあります。
さて当社の場合、プログラムの技術者が多いのですが
プログラムが非常に得意な技術者に見積もりさせますと
必ず1本あたりの工数、金額を少なく見積もってくるものです。
それは、自信があるからなんですが。
しかしだからといって会社標準の生産性が一人の人間で計れるわけではなく
また、プログラマといえどもプログラムの仕事だけをして1ヶ月暮らして
いるわけでもないということを考える必要もあります。
作成するものの難易度、分量は当たり前の見積根拠なのですが、
やはり、納期までの長さ・短さといったものも大事な根拠になるものです。
一番理想的なスケジュールというのは、仕事量にあわせたぎりぎりのスケジュールです。これが、仕事量が少なくて納期が長くても無駄な打ち合わせが増えたりするし、
その間に外的な理由で仕様変更を余儀なくされてしまったりすると
思いもかけず期間分に比例した作業が発生してしまう元なのです。
逆にスケジュールが短ければ短いで、結局、要員に無理なスケジュールを強くことになって生産性が出ない、お客様との確認漏れがあったりで、納品後に予定外の作業が残ってしまったりする原因になるのです。
RAPID開発という点でいえば、当社は、2ヶ月で作成納品という無理な開発を請ける
こともたまにはあり、速さ、早さと正確さといったことでは他の開発会社に比べたら
長けている自信はあります。
それでも、当社ならこのスケジュールでもできる。と信じたことしか
結局は請けませんし、不安要素は、徹底的にリスクマネジメントします。
ただプロジェクトが成功するかどうかというのは、最終的には
たった一人のマネージャーやリーダーの「できる。やれる。やるんだ。」という自信と
強い意思にかかっているのですが。
責任をとることは、若いときには怖いことでした。
でもこんな仕事をずっとしていると
見積から設計、納品という一連の仕事を含めて、全てにおいて逆に責任が
ない仕事をするほうが嫌いになります。
仕事の面白さというものを実感できるのは、責任あってのことだと
思います。
そんな意味でも、見積もりは、全ての仕事の第一歩。
エイヤーという思い切りと腹のくくり。これが快感になって・・・くるかも。
投稿者 sugiyama : 2005年02月08日 21:42
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