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2006年02月25日
ナルニア国物語
本来であれば、どんな映画よりも楽しみにしていて
いいはずの映画でした。
思い起こせばうん十年前、可愛いというより、素朴な
田舎の小学生であった私は、病弱であったこともあり
(ここ、笑う場所ではありません)
本を読むのが大好きでした。
小学校に入って直ぐに、王子様+王女様お話シリーズ
(確か、そんなものがありました)
を全巻読みつくしたわたしがアルセーヌ・ルパンやら
シャーロック・ホームズといって探偵ものにはまる直前
まで読んでいた物語シリーズの中にこのナルニア国物語も
ありました。
空想好きで、夢見がちだったあの頃、一番の幸せは自分を
登場人物に重ねてみることでした。
そういう意味では、現代の(とはいえ、ちょっと前ですが)
生活をしているふつーうの兄弟が巻き込まれる壮大な
ファンタジーはとても入り込みやすいものだったといえます。
しかし、正直、この映画を見終わって思ったことは、
自分がいかに年老いてしまったのか?という思いなのでした。
あの頃の自分に戻れない。
あの頃のわくわくした自分の気持ち、そのわくわく感だけを
異常に覚えている自分としては、納得のいかないものでした。
確かにアスラン(ライオン)は、よく出来ていました。
そして、私のニックネームと同じ「ルーシー」役の子役のうまさは
格別でした。
しかし、「ロード・オブ・ザ・リング」にあれほど興奮し、感動し、涙したことを
なまじ、覚えているだけにこれは、ちょっとショックでした。
ある人は、「ロード・オブ・ザ・リング」のように「いい男」が
出てこないからだろうと。私をちゃかします。
そうかもしれません。
冒険にあこがれていた純な女の子は、いつしか、「いい男」を見ることでしか
精神を高揚できない「おばさん」に成り果ててしまったということ
なのでしょうか?
小学生の子供がいれば連れて行き、どんなに興奮してわくわくして
この映画を見るのか、横から覗いてみたいという思いが残りました。
投稿者 sugiyama : 2006年02月25日 23:48
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