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2006年12月04日

単語認知不能症

小田急味ののれん街の本屋で本を立ち読みしていたら、
見知らぬ男の人が隣で立ち読みしている人に話しかけていました。

「この近くに貸金庫ありませんか?」

(えっ。ヤバイ)

瞬間的に考えたのは、この人は、ちょっと電波系の人なんだということでした。

当然、話しかけられた人も、

「無視」 です。

視線を合わせず、聞こえなかったかのような振る舞いをしています。


で、その男の人は、30歳くらいの人なんですが、別に身なりも表情も
変な感じはしないんですよ。

今度は「本屋の店員」に向かって同じことを
大きな声で聞いてました。

「この近くに貸金庫ありませんか?」

店員は、さすがに「さあ、知りません。」といったようなジェスチャーを
してました。

すると、その「電波系の人」は連れがいたんですよね。
これが又、同じような雰囲気のちょっと都会なれしていない人。この人に

「あるはずなんだがなあ・・・」と途方にくれたように話しかけています。

わたしは、知らないフリしてその場所を離れてきたのです。

しかし、30メートルほど歩く間に・・・気づいてしまったんですよね。

ひょっとして、あの男の人が探していたのは、

「貸金庫」ではなくて、「貸しロッカー」なのでは?と。

今日、新宿に出てきました、という身なりで荷物を持っていたんですよ。

そんな人が、なぜ貸金庫に用がある?

当社にも、いるんです。そういう「単語認知不能症」ともいうべき男が。

この前、聞いた話によると、仕事で「図書(としょ)」「図書(としょ)」と

話すので、なんのことかと思ったら

「(出荷)指図書(さしずしょ)」を、そう呼んでいたらしいです。

・・・・

そりゃ、「図書(としょ)」という単語が入ってますがね・・・。

きっとあの人も「貸し」という連想が「=金庫」になってしまう人だったんだろうか。
と、あのとき、もっと早く気が付いて「ロッカー」の場所を教えてあげれば
よかったと、ちょっと悔やんだり。

言葉の力ってでも、怖いなあと思うのです。

本当にあのときは、「この人、ヤバイ」と思ったのですから。

投稿者 sugiyama : 2006年12月04日 13:35

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