描いて売り込め!超ビジュアルシンキング

2009年9月 7日

絵を使って問題を解決するフレームワークの本です。
ダン・ローム氏は経営コンサルタント会社の社長で、この本は2008年度米国のamazon.comのBUISINESS BOOK OF THE YEARで5位になったそうです。
誰にとっても読みやすく易しく解説されていてMBAの難しい本とはかけ離れたところにある本です。
問題を解決するのに絵を使う。どういう場面でどういう絵を使うのか。
まず、全ての問題は6つのWに分解できる。
  誰が(who) どれだけの量(how much) いつ(when) どこ (where) どのように(how)なぜ(why)である。
 そして、1つ1つはどんな絵で解決するのかが説明されている。
 whoは、ポートレイト
 how much は 棒グラフ
 where は マップ
 when は 時系列表
 how は フローチャート
 why は 多変数プロット

 たしかに提案書や分析にこういうものを知らず知らずに使っていたが、理由がはっきりすると
考え方もより深堀できるような気がする。
第3部が秀悦です。
 

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描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング
ダン・ローム
講談社
売り上げランキング: 960
おすすめ度の平均: 5.0
5 絵は1000の言葉を引き出し、その言葉こそが本当に問題を解決する
4 何について書かれた本かと聞かれると説明がムツカシイ・・・
5 見ているだけで楽しくなるし、やってみたくなる
5 ■本物のフレームワークが身につきそうです!

4Gbpsを超えるWebサービス構築術

2009年9月 1日

ライブドアの技術者達がlivedoorのポータルサイト開発、構築、運用の経験の中で
知ったこと、やったことなどを分かりやすく紹介した本です。

・ウェブでの重い処理とは何か、
・どうしてレスポンスが悪くなってしまうのか。
・レスポンスを早く、大量のアクセスをさばくにはどうしたら良いのか。

目先、膨大なアクセス数があるサイトの仕事には、関与していなくても
いつかの為には、必ず読んでおくとよいでしょう。

難しくなくて読みやすい、お勧めの本です。

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4Gbpsを超えるWebサービス構築術
伊勢 幸一 池邉 智洋 栗原 由樹 山下 拓也 谷口 公一 井原 郁央
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 114

デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則 (単行本)

2008年7月30日

実は前回、トム・デマルコの3部作といわれるものの第1作「ピープルウエア」を紹介したのだが、実際は、この第2作のこの本が間違いなく一番面白いはずです。どんなシステム開発も常にストーリーを持つ。悩めるプロジェクトマネージャーに。

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デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則
トム デマルコ
日経BP社
売り上げランキング: 75419

ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵 (単行本)

2008年7月29日

 ソフトウエア工学といったらこの人 デ・マルコを語らずにはいられないといったような
内容の記事をどこかで読んだ記憶あります。
彼の3部作の第1作目ですが1989年に出版されました。
これは2版となって2001年に出版されています。

プログラマというよりSE,チームを組織するリーダーや管理者に重要な意味を与えてくれる本です。久し振りに読みなおしたわたしは、心底、恥ずかしいと思うことが多く反省しました。

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ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
トム・デマルコ ティモシー・リスター
日経BP社
売り上げランキング: 10961
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