2004.10.13

RedHatからDebianにしてみる

社内のLinuxサーバをDebianへ置き変えている。
というのも購入したTurbo Linuxはすでに本家のホームページから抹消されるほど古くなり、
Red Hat 7.x をいれたら次々とバージョンが上がり、有料もしくはFedoraになってしまった。
さすがに最新プログラムを追い掛けるFedoraはサーバでは使いにくい。
そんなこんなでRedHat系に少々疲れ気味だったところに、
Linux系の雑誌でDebianの事例がRedHat系とならんで書かれている記事を
ちょくちょく見かけるようになる。一定の情報量さえ確保できるならと乗り換えてみた。

Debianはメジャーバージョンアップの頻度が少なく、現在の安定版(woody)も
2002年7月にリリースされた。かといってメンテナンスされていないわけではなく
セキュリティアップデートもすばやくリリースされる。まさにサーバにうってつけ。
またなんといっても aptが楽チン。セキュリティアップデートも
apt-get update; apt-get dist-upgradeで完了する。
仕事で複数台のサーバの管理に全てソースからビルドなんてやってられません。
ただちょっとこまったことに、たとえばinetd.confのtelnetを手動コメントアウトしたとして、
dist-upgradeでtelnetが置き換わると、自動で復活してしまう。
ただしくはupdate-inetd --disable telnetと専用コマンドで無効化しなくてはいけない。
とまあDebian流のしきたりをまず覚えなければいけない。

技術評論社 Debian GNU/Linux Expert デスクトップユース スペシャル
にRedHatから乗り換える際のコツが特集として載っているのでおすすめです。
サーバユーススペシャルもでないかなぁ。

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