ここ数ヶ月、SPAMが目に見えて増えてきた。
会社では、外向けメールサーバーに qmail を使っているのだが、
即席で自作のちょっとしたプログラムをかませるだけで結構な SPAMが除去できる可能性があることに気が付いた。
このコアの部分(perl)を紹介すると、以下の通り、
unless ( $header2{'FROM'} =~ /(((\.jp)|(\.com)|(\.net)|(\.org)|(\.info)|(\ .biz))>? *(\(.+\))*$)/i ) {
...
}
つまり、少なくともメールの送信者が .jp / .com / .net / .org / .info / .biz 以外については、
(日本人にとって)さほど重要でないと判断して何かしらのマークを付けてしまおうという魂胆なわけ。
実際にそのマークを判断して分類したりするのは各自のメーラに頼っているのだが、
よっぽど大々的にメーリングリストなんかに参加していない限り、このマークによる分類は大分ヒットするよう。
このフィルタを通すようになってから、ずいぶんと SPAMのより分けが楽になってきた気がする。
なお、それに加えて、個人では POPFileというフリーの SPAMフィルタも利用している。
(これは自分の感覚では、どうにも時々オチるため、社内的にはオススメできていないのだが)
これら組み合わせの結果、自分が受信したここ数ヶ月のメールの比率は、以下のようになっている
SPAM 20%
DM 10%
通常のメール 70%
(自分はメーリングリストに多数参加しているため、通常のメールの比率が大分高い)
一般的な方は、大分と SPAMの多さにお困りなのではないか?
大手プロバイダは複数のSPAMフィルタを重複して備えるようになっていると聞く。
今後、弊社でもサーバーの能力との兼ね合いを取りながら、さらに SPAMを排除していく技を磨いていきたい。