殆どの方がほぼ使っていないと思うが、WindowsXPともなると OS標準だけの機能でも、
日本語以外の外国語(文字)について表示だけでなく入力もできるようになっている。
例えば、韓国語(ハングル文字)を入力したい場合、次のようにする。
1.コントロールパネル → 地域と言語のオプション → 『言語』タブを選択して
「テキストサービスと入力言語」の『詳細』ボタンを押す。
→ “テキストサービスと入力言語”ダイアログが出る
(IMEの言語バーの右クリックメニューから『設定』を選択しても同じ画面が出る)
2.「インストールされているサービス」の『追加』ボタンを押して
表示される“入力言語の追加”ダイアログで
入力言語:韓国語 & キーボードレイアウト/入力システム:KoreanInputSystem(IME2002)
を選択する。
→ 「インストールされているサービス」に以下が追加される
KO:韓国語-キーボード:KoreanInputSystem(IME2002)
3.上記により、複数の言語のキーボードが登録できたら、左Alt + 左Shift キーを押すことで
『日本語』と『韓国語(ハングル文字)』の入力の切替ができるようになる。
アラビア語(アラビア文字)のように少し特殊なもの(横書き時に右から左に向かって書くような言語)は
コントロールパネル → 地域と言語のオプション → 『言語』タブにある
「補足言語サポート」のチェックを入れて追加機能をインストールすれば使えるようになる。
どう使うかはさておき、なかなか興味深い機能が埋まっていると思う。
ただ、
注1.文字を入力できたとしても文字を受け取る側のアプリケーションも、
インターナショナル対応になっていないと正しく表示されない。
例えば WindowsXPに標準で付属するものでは、ワードパッドであれば正しく表示できるがメモ帳はダメ。
標準外のアプリケーションでは、Microsoft Word はOKだけれども秀丸なんかはダメ。
注2.文字の『手書き認識』や アクセサリ:ユーザー補助:スクリーンキーボード なんかも
一部の言語では使えるようだが、どうも調子はあまり良くない?
注3.そもキーボードの配列がわからないと正しくは入力ができない(適当に押しても表示はされるが)
いや、それ以前に外国語(単語)を知らないと入力できません。