新しくWebアプリケーションでクライアントサイドのスクリプトを書く時、
結構デバッグに手間取ったりする。
そんな時。
JavaScriptの場合、スクリプト中に
debugger
と書いておくと“スクリプトデバッガ”が起動する。
VBScriptの場合、スクリプト中に
Stop
と書いておくと“スクリプトデバッガ”が起動する。
例えばこう、
<html><body><script language="javascript">
debugger
var a= 10, b= 3;
var c= a/b;
alert( c );
</script></body></html>
debugger
var a= 10, b= 3;
var c= a/b;
alert( c );
</script></body></html>
“スクリプトデバッガ”には
・VisualStudioでインストールされるもの
・MS-Officeでインストールできるもの
(Officeツール→HTMLソース編集→Webスクリプト編集→Webデバッグツール)
の2種類があって、少し機能が違う。
ただいずれの“スクリプトデバッガ”でも、期待通り
スクリプトのステップ実行ができたり、変数の中身が随時参照できたりする。
スクリプトのデバッグにはずいぶんと役に立つ。
ただ、当然ながらいずれの“スクリプトデバッガ”もインストールされていない環境では“スクリプトデバッガ”は起動しない。
また IEがデフォルトのままだと『スクリプトのデバッグを使用しない』に設定されているので、
そのままでは“スクリプトデバッガ”は起動しない。
(起動しないというのは、何事もなかったように 『debugger / Stop』ステートメントが無視される)
ということなので、デバッグに役立ててみましょう。
ただし、実際のリリース時に消し忘れないようにしましょう。