2006.09.20

バックアップサーバを考える

最近社内のファイルサーバをLinuxへ移行しようと考えています。その手始めとしてバックアップサーバをLinux化しようと考えています。最近のトレンドに乗って、毎日のバックアップは夜間にバックアップサーバへDisk to Disk でバックアップを行い、1日置き程度に外部媒体へバックアップというのが現在目指しているところです。

実はファイルサーバ以上にバックアップサーバはディスク容量が必要になります。社内にはファイルサーバ以外にもWebサーバはDBサーバなどバックアップ対象のデータは多数存在し、そのバックアップを一手に引き受けるのだから当然といえば当然。

現状でディスク容量を安価に稼ぐにはATAもしくはSATAの拡張カードによるIDEの増設が手っ取り早いと思います。で、拡張カードの種類を調べてみると、現在PCIからPCIeへの過渡期のため、この2種類が存在するがPCIe×1の場合2ポート、PCIの場合4ポートの製品が多い様子。2ポートより多いポートを持つPCIe×1カードは安価なものはほとんど見受けられなかった。かといって×1以外のスロットを持つM/Bもあまり見ないので現状はPCIになってしまうようです。

ためしに玄人思考の内部4ポートのPCI接続SATAカードを買ってみました。で、手持ちの超古いPC(なんとK6)につないでみたところ、まるで認識しませんでした。どうやらPCIにもバージョンがあってその制限にひっかかっているようです。PCIの電圧は3Vと5Vがサポートされているようですが、最近は3Vのみとなっているようです。このカードは両方の電圧に対応しているようなので電圧は問題ないのですが、動作クロックでM/B側は33MHzなのに対し、カード側は『66MHz Support』としかかかれていないので、この辺かなぁと踏んでいます。最近のM/Bに接続したら難なく動作しました。

しかし、最新のM/Bとなると、対応するCPUが高級すぎ、おまけに高燃費、高発熱なのでバックアップサーバにするのはどうも納得いかない。かといってPentiumMは高くつくし、Edenにいたっては拡張スロットがすくない(1本しかない)といった具合で理想的にはいかないようです。

最近AMDからTDP35W版のAthronとSempronが発売されています。理想的にはもう少し処理速度を犠牲にしても消費電力を下げてもらいたいところですが、最近のトレンドで消費電力辺りの処理性能を伸ばす方向に向いているので、何かの弾みで低負荷サーバ用CPUなんかでてくるのではないかときたいしています。(むりかなぁ。需要少なさそうだし)

ドスパラから『ファイルサーバ用ケース』なるものも発売されています。HDDがなんと12台つめる!で実物を見てきました。中を見ると壮観です。フルタワーケースの上から下まで3.5インチ用のマウンタがぎっしり詰まっています。ディスクの前にはファン(巨大)もつけることができて全ディスクをカバーできるようです。そのほかは、まぁ普通というか安っぽいつくりでしたが、\12,000と安価です。

まだまだ先は長そうです。

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