WindowsXPや WindowsServer2003にはデフォルトで『圧縮(zip形式)フォルダ』を新規作成する機能があって、
初めて触るようなマシンでちょいとした圧縮なんかを行いたい場合でも、
わざわざ圧縮/解凍ツールをインストールしたりする必要がありません。
(適当なフォルダ内で右クリックして、新規作成⇒「圧縮(zip形式)フォルダ」を選ぶよろし)
この圧縮フォルダ機能には、通常の(ファイル)エクスプローラを使って普通のフォルダと同じように
中身をツリーでたどったりすることができ、ファイルのコピー感覚で圧縮/解凍ができるほか、
セキュリティが必要な場合はパスワードを設定できたりもします。とても有用な機能です。
ただ、少々気をつけなくてはいけないことに、この圧縮フォルダは、
圧縮フォルダ直下にだけは“空のフォルダ”を作成することができない、
という制約があります。
実際に空のフォルダを 圧縮フォルダの直下にコピー(圧縮)しようとすると、
「フォルダが空なのでアーカイブに追加できない」旨エラーが出ます。
フォルダの中に何かしらのファイル(0バイトでも良い)やフォルダ(空でもよい)が
入っている場合には期待通り圧縮できます。
(つまり、一階層下げさえすれば空のフォルダでも圧縮できます)
例えば
圧縮テスト.zip
\フォルダテスト一階層\
\フォルダテスト二階層\
\フォルダテスト三階層\(中身が空)
という構成であれば圧縮することはできます。
興味深いことに、この 圧縮テスト.zip から
\~\~\フォルダテスト三階層\ フォルダを削除する場合は期待通りの削除が行われますが、
\~\フォルダテスト二階層\ フォルダを削除した場合は
何の警告も無く \フォルダテスト一階層\ も一緒に消されてしまいます。
うーむ。微妙。