遠隔(データセンターなど)のWindowsサーバを操作する場合、
リモートデスクトップが便利ですがVNCなどを使ってネットワークをつながなければなりません。
しかし社外などVNCがつながっていない場所から急遽接続が必要になったとき、
SSHポートフォワーディングを使えば、どこからでもリモートデスクトップが可能です。
今回はその手順を紹介します。
(接続先のマシンがSSH接続可能か、
又は同一ネットワーク上にSSH接続可能なマシンがいることが条件です。)
1.接続元のPCでPutty(SSH接続ソフトウェア)を起動して、
カテゴリのSSHからトンネルを選択し、ポートフォワーディングの設定を行う。
フォワードするポートを追加の下にある項目に以下の設定を行う。
源ポート:3389
送り先:接続先IP:3389
内容に間違いがなければ、追加を押す。
2.外部からSSH接続可能なマシンに接続する。
3.リモートデスクトップの接続先を「localhost:3389」に設定し、接続を押す。
これでどこからでも遠隔のマシンにリモートデスクトップで接続ができます。
SSH接続を使用しているので、通信も暗号化されて安心です。
なお、経由に使用するSSHのサーバには鍵認証方式の認証を使うようにしましょう。