親指探し
新聞に IronMaiden 日本へと ツアーで来るとか 大ニュースかな
こんにちは、昨日の今日でブログを更新している掛端です。
久しぶりに『のんのん婆』が見たくて仕方がありません(笑)
題名の通り、現在上映中の『親指探し』です。
といっても映画ではなく、昨日ファミ○ーマートで漫画を見つけたので、
これは買わねばと購入しました。
読んでみて、まず思ったのは「色々混ざってる」です。
題名が思い出せないので、特定の映画が出てこないのですが、
とにかく、今迄見た事のあるホラーを混ぜた感じでした。
(コックリさんとか…犬神家…は、ホラーじゃないか…笑)
内容的には非常にありきたり。
漫画では、どちらかというと絵がキモ怖い感じで、
ストーリー的にはどうなのだろう・・・というのが正直な感想です。
『親指探し』というネタすらも、よく聞く怪談の亜種みたいな話ですし、
全体的な流れ、最後のオチも、よく見る怪談でした。
何故あれほどによくある話が映画化されたのだろう…。
唯一、(何となく)納得いった点は、
通常の和製ホラーにはあまりない、残虐性でしょうか…?
ただ、怖いだけで死ぬのは一瞬という和製ホラーとは違い、
『痛み』を盛り込み、なおかつ苦しんで死ぬという要素が、
外国のホラーの要素も含めていて、こちら側としては斬新なような…??
(最近は、そういうのも多くなってきたのでそうでもないか…)
まぁ、映画になれば音とか演出とかで怖くなっているのでしょうけど(笑)
(というか、漫画中バラバラ殺人のシーンの描写で、
結構グロテスクなことになっていましたが、映画はどうなのだろう…)
絵的には、少女漫画と青年漫画の中間のような絵柄に見えました。
幽霊の描写は、これまたありがちなハッチングを多用した描き方。
大抵のホラー漫画では、幽霊の描写=ハッチング or 点描ですけど、
見事にハッチングでした。
ただ、表情の描写がかなり上手(ま○子ちゃんのような、目の下に出る縦線は…笑)、
パースの取り方が上手、背景が細かく描いてあるといったように、
漫画家自体の腕は良いと思いました。
が、
折角絵が上手いのに、作中の登場人物の台詞が現実的ではなく、
読んでいて完全に別世界の風景に見えてしまったのが勿体無い感じですね。
完全にヤンキーっぽい見た目の人が「やはりお前は…」とか言ってますし…。
「やはり」とか…言いませんよ。
作中の登場人物の台詞を、
完全に話し言葉にするだけで、全然良くなりそうな気がしましたね。
私の中で、今回の『親指探し』はハズレな気がします。
まぁ、レンタル始まったら見ますけどね!☆