サーバーのファイルのバックアップに Windows標準の NTBackup とタスクを組み合わせるという例がよくあると思う。
昨今では、退避すべきデータがやたら増えて、テープでは夜間の時間内に取り切れなかったりするし、
HDが大容量化しているので、バックアップの先としても“ディスク”を指定することが増えているのではなかろうか。
ただ、バックアップ先のディスクがあるマシンを Windows Server 2003にしてからなのか?
容量の多い(合計サイズの大きい:15G以上?)バックアップについては
終了時間間際になって以下のようなログを吐いてコケることが多くなった。
(容量の少ないファイルは問題ない場合が多い)
c:\Document and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows NT\NTBackup\data\backupXX.log
エラー: デバイスは メディアへのデータ書き込み の要求時にエラーを検出しました。
エラー: コマンドが無効です
エラー: D: が有効のドライブでないかアクセスがありません。
エラー: 要求されたバックアップ ファイルで矛盾が発生しました。
・・・しかしこのログでは、何の手がかりにもならない。
弊社の基幹でもこの症状が出て、さんざっぱら悩んでMSのサポートにまで聞いて回ったのだけれども、解決せず、
しばらく寝かせておいた(ほったらかしにしておいた:本当はヤバい)のだけれど、
最近ひょんなことから、手がかりを見つけたのでご紹介しておきます。
バックアップ先の HDを『圧縮フォルダ』
(フォルダのプロパティで、「内容を圧縮してディスク領域を節約する」)
(ドライブのプロパティで、「ドライブを圧縮してディスク領域を空ける」)
にしておくとエラーになることがある
ということのようだ。たぶんおそらく。