2006.01.07

電話対応で印象を良くするには 3

電話対応で印象を良くするための<ポイントその3>です。
今回で電話対応のついては、最終回です。

初めての方に電話する場合についてです。
それでは、実際に電話かけるときの話し方について、
ご説明します。

一番大事なことは、
【名乗る→挨拶する→電話の目的を告げる】
をテンポ良く相手の調子に合わせて話すことです。

1.自分がどこの誰を名乗る
相手の不安感を拭い去ることが第一です。名無しでは困ります。
2.相手に「イエス」といってもらう
同意の気持ちを持ってもらうことで、会話が続きます。
一度「イエス」というと、次に「イエス」という確率が高まります。
3.相手の都合を聞く
一方的にまくし立てずに、「今、話しても良いですか?」
「良いですよ」という「イエス」の了解を得ます。
4.「少しだけ」がポイント
「2,3分宜しいですか?」と相手の時間的な不安感を取り除きます。
5.役立つ話が大前提
こちらの投げ掛けから、相手の興味や関心事を引き出し、
それに応える話しをする。
6.アポをとる
会えそうな雰囲気なら、具体的な日時を示して約束を取り付ける。

声の調子や間の取り方から、相手がどんな雰囲気かを確認しながら、
話しを続けます。
相手が電話を終わりにしたい感じであれば、続けることをせず、
次回の約束をします。約束できないようであれば、
そのまま電話を切ります。


この人とはもう一度話しても良い、と思ってもらうには、
周到な準備と相手の雰囲気を大事にして、一方的にならないことです。
相手が「なんとなく、ちょっと得したかな。」を念頭に
話すことを心掛けると、お互いに気持ちよく電話を
切ることができるのです。
そして、次のステップへ進んでいけるようになります。

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nozaki