2006.09.08

ウェブテキストについて

しばらく前に、こんな本を読みました。内容が分かりやすく書いてあり、読みやすいものだったので、ご紹介いたします。

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伝わる、WEBテキストのつくりかた -知っておきたい文字情報デザインテクニック』
栗原明則 著
2005年9月 株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
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内容としては、全般的な文章の書き方についての解説書といった感じでした。WEBテキストには、実用的なものと、芸術・文学的なものとの2種類があり、WEBサイトをビジネスに使うのであれば、テキストも実用的なものでなくてはならない、ということでした。

WEBサイトを制作するときには、えてしてデザインやユーザビリティにばかり、目が行ってしまいますが、コンテンツの核となるのは、言うまでもなくテキスト(文章)です。

制作会社がコンテンツのテキストまで請けることもありますが、通常は、依頼側の担当者が仕事の片手間に書いて原稿を流す、といったやり方が多いと思います。

しかし、サイトを制作する側としては、テキストが読みやすいかどうか、にも細心の気を使わないといけないでしょう。お客様から頂いた原稿をそのまま掲載するのではなく、読みやすい文章かどうかを確認し、場合によっては、再度文章の練り直しをする。そういったプロの仕事としての意識が重要だと思います。

サイト制作に携わる方には、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。

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