2005.07.22

ASP.NET 実行環境作成における注意点

先日、ASP.NETの実行環境が整っていないノートパソコンに
ASP.NETの実行環境の作成を行いました。手順としては、
初めにIISのインストールを行い、その次に.NET Framework 1.1
のインストールを行いました。

これで、ASP.NETの実行環境が完成したと思い、アプリケーション
ファイルを配置して実行してみたところ、テキストボックス等の
コントロールが表示されない画面が表示されました。

また、通常は初回アクセス時にアプリケーションがビルドさせるので、
最初の画面が表示されるまでに時間がかかるはずなのですが、
今回表示された画面はすぐに表示されました。
これより、ASP.NETの実行環境がうまく作成されていない事がすぐに
わかったのですが、どの部分がうまくいっていないのか、また環境設定が
足りていないのか、原因を探るのにとても時間がかかりました。

原因はというと、IISのアプリケーションマッピングの一覧に『.aspx』が
表示されていない、つまり、.NET Frameworkがうまく登録されていない
状態であったことです。

通常は、IIS→.NET Frameworkといった手順でインストールすると、
.NET Frameworkが正常に登録できるはずなのですが、稀に上記のように
正常に登録できない場合があるみたいです。

この対処方法として、Microsoftのページで紹介されていた、
『IISを削除して再インストールをした後、IISマッピングを修復する方法』
を実行しました。

手順としては、初めにコマンドプロンプトで以下のexeを実行します。

"%windir%\Microsoft.NET\Framework\version\aspnet_regiis.exe" -i

注意:versionには、インストールされている .NET Framework のバージョン番号を入力する。

次に『スタート』から『ファイル名を指定して実行』を選択し、表示された画面で
以下のコードを貼り付けて実行します。

regsvr32 %windir%\Microsoft.NET\Framework\version\aspnet_isapi.dll

注意:versionには、インストールされている .NET Framework のバージョン番号を入力する。

これを行えば、IISのマッピングが修復され、無事にASP.NETのアプリケーション
を実行することができました。

参考ページ:
『IISを削除して再インストールをした後、IISマッピングを修復する方法』

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