2005.08.03

JDBCでExcelからデータを取得する方法

JDBCを利用してExcelからデータを取得する方法をご紹介します。

まず、JDBCでExcelを操作する為には、Excelをデータベースに見立てる必要があります。そこで、下記の手順に沿って準備を行う必要があります。

○手順1:Excelファイルを作成する

excel1.jpg

上記のように、データベースのテーブルのような感じでExcelに情報を入力してください。情報を入力したセルを範囲選択した状態で、メニューの「挿入(I)」=>「名前(N)」→「定義(D)」と選択します。そうすると、下記のような「名前の定義」メニューが出てくるので、名前の下に「書籍」と入力して「追加(A)」ボタンを押してください。
※ここで設定した名前がテーブル名となります。
excel2.jpg


○手順2:作成したExcelファイルを「データソース(ODBC)」に登録する
「管理ツール」にある「データソース(ODBC)」を選択します。システムDNSタブを選択し、「追加(D)」を押し、データソースの新規作成で、「Microsoft Excel Driver(*.xsl)」を選択し、「完了」ボタンを押します。
そうすると、下記のような「ODBC Microsoft Excelセットアップ」メニューが出てくるので、データソース名に適当な名前を入力し(※サンプルでは、hogeExcelと入力)、「ブックの選択(S)」を押して、手順1で作成したExcelファイルを選択し、「OK」ボタンを押します。

odbc.jpg

あとは、下記にリンクしてあるサンプルソースのようにJDBCを利用して、手順1で作成したExcelファイルから情報を取得することができます。

サンプルソース

さて、これは何の役に立つかというと。。。
それは、使う人の知恵と工夫しだいですかね。

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