2004.11.25

キャッシュについて

当社では、クライアントの方々にホームページのサンプルやプレビュー版を確認して頂く際、自社Webサーバに一時的にデータを公開し、その情報を元にやり取りを行っています。
しかし、時にはキャッシュ機能の弊害により更新が反映されずに話が噛み合わないという事が発生します。

■キャッシュ機能とは
Webサイトを閲覧する際に使用するInternet ExplorerやNetscapeなど多くのブラウザにはキャッシュという機能があります。
キャッシュ機能とは、一度インターネットから読み込んだデータをハードディスクに保存しておき、再度表示する際にはネットワークを介さずハードディスクのデータを表示することで表示速度を上げるためのものです。

■キャッシュの弊害
ブラウザのキャッシュ機能は便利な反面、更新の多いページでは逆に邪魔な存在になる事もあります。
サーバ上では更新されているのに、キャッシュが表示され更新が反映しないということがあります。

■キャッシュの設定を変更する(クライアント側)
インターネット・エクスプローラの場合、メニューから キャッシュの設定を変更する事が可能です。
手順は以下の通りとなります。

[ツール(T)]→[インターネットオプション(O)]→[「全般」タブ]→[インターネット一時ファイル[設定(S)]]

cache

・ページを表示するごとに確認する
ページを開くごとにサーバへアクセスし、一時ファイルが最新かどうか確認をします。更新されていれば最新の状態を読み込みます。
常に最新のページが表示されるので高速回線環境なら便利かもしれません。

・Internet Explorerを起動するごとに確認する
ブラウザを開いてから表示したページを再び開こうとした時はキャッシュを表示し、ブラウザを開く以前の一時ファイルとして保存されたページを開く際にはサーバにアクセスして確認します。

・自動的に確認する
一定の間隔に従って、その間隔より以前に一時ファイルとして保存されたページはサーバにアクセスして確認し、以降に保存されたページは確認しません。

・確認しない
一時ファイルのあるページを表示する時は、サーバにアクセスせず、一時ファイルのものを表示します。キャッシュを破棄しないとサーバへの問い合わせが行われません。

■キャッシュの設定を変更する(情報発信者側で制御しキャッシュを無効にする-HTMLの場合)
<head>~</head> の間へ以下のようにキャッシュをコントロールする為の記述をします。
<meta http-equiv="Pragma" content="no-cache">
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache">
<meta http-equiv="Expires" content="Thu, 25 Nov 2004 15:00:00 GMT">
※1

※1このメタのあるドキュメントは、2004年11月25日15:00で終わりということです。この日以後にアクセスを要求するとキャッシュからではなく、サーバーから新しいものをもってきます。

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