フランクリンコビー社のプライオリティセミナーに
参加してきました!
今年から、フランクリンコビー社のスケジュール帳を使用していましたが、
セミナーを受けて初めて、このスケジュール帳の意味が分かりました。
講師の方に説明していただき、実践型で参加者の方々とディスカッションをすることによって、
使い方の分からなかったページも、有効な使い道があることに気づきました。
「スケジュール帳は、予定を書くもの。」ではなく、
「スケジュール帳は、人生設計を書くもの。」のようです。
目標を立て、実践する。
分かっているようで、なかなか行動に移すことが難しいものです。
その理由は、自分の価値観が明確でないという点にあるようです。
個別の目標の根底に、自分にとって大切なことは何かという理念がなければ、
達成しようという意思が薄れ、行動には、つながらないと学びました。
セミナー受講前、フランクリンコビー社のスケジュール帳に、
価値観を書くシートがあったので、書いてみようと思い、試行錯誤していました。
しかし、「自分の価値観」といわれても、
どう言葉にしたら良いか、分からないものです。
また、何が価値観かすら、明確ではない状態でした。
セミナーで教えていただいた方法を利用すると、
「自分の価値観」らしきものは、浮かび上がってきました。
もちろん、まだ確固とした価値観を導き出せているわけではありませんが、
価値観の見つけ方は、分かりました。
その後、目標を作り、
実際に実行する計画を立てていきました。
ここで重要になるのが、「役割」という概念だと感じました。
私の場合だと、
「会社員」「チームリーダー」「採用担当者」「課長」「部下」「上司」
「娘」「妹」「マンションの住人」「友人」「生徒」「神奈川県民」
など、普段は役割として、認識していないようなことまで含まれるようです。
(全ての役割に対し、100%の力で取り組めという話ではありません。)
それぞれの役割にフォーカスした、生活を送ることで、
今まで空気のような存在だった相手と、より良い人間関係が作れるようになると言われました。
「娘」という役割にフォーカスして、考えてみると、
両親に何も与えていないことが分かりました。
早速、セミナー翌日に、母親に電話をしておきました。
自分の価値観に基づいて、実行計画が立てられても、
それを守ることは、人との関係の中で仕事をしている以上、
かなり難しいことだと思います。
そのための工夫も教えていただきました。
「ノーと言うこと。」
それに尽きるようです。
仕事ができるようになれば、仕事は増えていきます。
それは、その人への評価の表れですから、喜ばしいことですが、
1日は24時間しかありません。
どんな人でも、増えすぎた仕事を1人でこなすことは、できなくなります。
だから、優先順位をつける必要があるのです。
もちろん、自分の価値観に基づいた優先順位です。
そして、それを根拠に、できること・できないことを、
相手に理解してもらえるように伝えることが、
大切だと教えていただきました。
仕事を依頼した人は、取るに足らない仕事であっても、
できていないという結果を見たら、仕事を引き受けた人を信用できなくなります。
このようなことをなくすため、できない仕事は引き受けない、
もしくは、後回しにさせてもらう勇気が必要ということでした。
もちろん、相手の価値観に基づく優先順位や、その仕事の緊急性によって、
自分の考えを変更しなければならないこともあります。
しかし、その状況を伝えて、相手に理解してもらうことができれば、
何らかの解決策を見出せる可能性がでてくるという訳です。
平等に与えられた24時間を、より生産性の高い時間に、
より大切なことをする時間にしていくことで、
自分と周りの人が、より幸せな人生を送れるポイントだと思います。
セミナーの効果が、周囲の方々に見えるような、
習慣を身に着けようと心に誓いました。
※私の印象に残ったことを、私の解釈で書きました。
実際のセミナーは、もっと充実した内容だと思っていただいて、
間違いありません。