2008.02.08

スケジュール帳を使いこなす

フランクリンコビー社のプライオリティセミナーに
参加してきました!

今年から、フランクリンコビー社のスケジュール帳を使用していましたが、
セミナーを受けて初めて、このスケジュール帳の意味が分かりました。
講師の方に説明していただき、実践型で参加者の方々とディスカッションをすることによって、
使い方の分からなかったページも、有効な使い道があることに気づきました。

「スケジュール帳は、予定を書くもの。」ではなく、
「スケジュール帳は、人生設計を書くもの。」のようです。

目標を立て、実践する。
分かっているようで、なかなか行動に移すことが難しいものです。
その理由は、自分の価値観が明確でないという点にあるようです。
個別の目標の根底に、自分にとって大切なことは何かという理念がなければ、
達成しようという意思が薄れ、行動には、つながらないと学びました。

セミナー受講前、フランクリンコビー社のスケジュール帳に、
価値観を書くシートがあったので、書いてみようと思い、試行錯誤していました。
しかし、「自分の価値観」といわれても、
どう言葉にしたら良いか、分からないものです。
また、何が価値観かすら、明確ではない状態でした。

セミナーで教えていただいた方法を利用すると、
「自分の価値観」らしきものは、浮かび上がってきました。
もちろん、まだ確固とした価値観を導き出せているわけではありませんが、
価値観の見つけ方は、分かりました。

その後、目標を作り、
実際に実行する計画を立てていきました。
ここで重要になるのが、「役割」という概念だと感じました。
私の場合だと、
「会社員」「チームリーダー」「採用担当者」「課長」「部下」「上司」
「娘」「妹」「マンションの住人」「友人」「生徒」「神奈川県民」
など、普段は役割として、認識していないようなことまで含まれるようです。
(全ての役割に対し、100%の力で取り組めという話ではありません。)
それぞれの役割にフォーカスした、生活を送ることで、
今まで空気のような存在だった相手と、より良い人間関係が作れるようになると言われました。
「娘」という役割にフォーカスして、考えてみると、
両親に何も与えていないことが分かりました。
早速、セミナー翌日に、母親に電話をしておきました。

自分の価値観に基づいて、実行計画が立てられても、
それを守ることは、人との関係の中で仕事をしている以上、
かなり難しいことだと思います。
そのための工夫も教えていただきました。

「ノーと言うこと。」
それに尽きるようです。
仕事ができるようになれば、仕事は増えていきます。
それは、その人への評価の表れですから、喜ばしいことですが、
1日は24時間しかありません。
どんな人でも、増えすぎた仕事を1人でこなすことは、できなくなります。
だから、優先順位をつける必要があるのです。
もちろん、自分の価値観に基づいた優先順位です。
そして、それを根拠に、できること・できないことを、
相手に理解してもらえるように伝えることが、
大切だと教えていただきました。
仕事を依頼した人は、取るに足らない仕事であっても、
できていないという結果を見たら、仕事を引き受けた人を信用できなくなります。
このようなことをなくすため、できない仕事は引き受けない、
もしくは、後回しにさせてもらう勇気が必要ということでした。
もちろん、相手の価値観に基づく優先順位や、その仕事の緊急性によって、
自分の考えを変更しなければならないこともあります。
しかし、その状況を伝えて、相手に理解してもらうことができれば、
何らかの解決策を見出せる可能性がでてくるという訳です。

平等に与えられた24時間を、より生産性の高い時間に、
より大切なことをする時間にしていくことで、
自分と周りの人が、より幸せな人生を送れるポイントだと思います。
セミナーの効果が、周囲の方々に見えるような、
習慣を身に着けようと心に誓いました。


※私の印象に残ったことを、私の解釈で書きました。
 実際のセミナーは、もっと充実した内容だと思っていただいて、
 間違いありません。

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ooya