またテスト話になりますが、
私がテストを行う場合、必ず大活躍する資料があります。
それは、『業務フロー図』です。
実際の業務の流れに沿って作成されているので、
そのシステムの大枠を確認する事ができます。
以下に業務フロー図を見ながらテストするメリットを挙げてみました。
1)登場人物の把握
システムによっては権限によって表示非表示項目・ボタンがあったりします。
またはメニュー自体から遷移できないパターンがあります。
もちろん詳細設計書を見ながらテストを進めますが、
この業務フロー図を参考にすると、
より使う人の観点に注目してテストを行うことができます。
2)データのインプットとアウトプットの把握
おおまかですが、データの流れを把握する事ができます。
どの画面で作成したデータが別のどの画面で使われているかを
ざっと確認する事ができます。
システムの仕様をより深く理解するために、
テストを行う際には業務フロー図をそばに置くことをお勧めします。