2005.09.22

単体テスト~セキュリティチェック

テストは、ソフトウェアの品質
「信頼性、操作性、性能、保守性」を高めるために行われます。

また、仕様通り正しく動いているかや適切なメッセージが表示されているかも大切な観点であり、加えてセキュリティチェックも重要なテストの一環です。
 
単体テストの中で、特にセキュリティチェックのポイントを幾つか挙げてみます。
 
 ・メニューのログイン画面を突破されないようにする。
  抜け道がないようにあらゆる手段を用いても突破できない事を
  確認する。
 
 ・数値SQL関数は、数値以外は例外となるように区別する。
  システムエラーでなはく、Applicationでの特定のメッセージが
  出るようにする。
  この時、マイナスや小数点、どの文字列の入力を許可するのかを
  しっかり区別する。
  
 ・各画面のログイン認証チェックをする。
  各画面にプログラムIDを入力して直接アクセスし、
  ログイン画面へ遷移するかどうか確認する。
  
 ・数値や文字列項目に入力できるものを区別する。
  例えば、数値入力項目に「’」を入力してエラーになる事を確認する。
  文字列項目に「’」を入力してエラーにならない事を確認する。
  
 ・タグが入った文字を入力すると、そのまま表示されるかどうか
  例えば、Text Boxに<b>テスト</b>を入力して、
  そのままタグが表示されるか確認する。
  また、入力したタグが削除ボタンを押した時に
  エラーが表示されることなく削除できるようにする。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

photo
matsui