2005.11.28

ソリューション・ルート管理を回避する方法

先日、VS.NET 2003環境で、
ソリューションをソース管理するためVSS 6.0d環境の
データベースへ追加しようとしたところ、
ソリューション・ルートが自動で作成されていまい、
以下のように、ソリューション・ルートの下で管理されるように
なってしまった。

$/project.root/project/project.sln

今回はソリューション・ルートで管理させたくなかったので
調べてみたところ、ある設定をしないと、VS.NET 2003から
ソリューション・ルートによる自動処理でソース管理してしまう
ということがわかった。

その設定とは?

VS.NET 2003とVSS 6.0dの環境で任意のフォルダ構成を実現したい場合には、
ソリューション・ルート機能を解除する必要がある。
それを設定するのがレジストリ・キーである。

レジストリ・エディタなどを使用し、
「HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥VisualStudio¥7.1¥SourceControl」
の値「DoNotCreateSolutionRootFolderInSourceControl」を
デフォルト値の「0」から「1」に変更するだけでよい。

この値が「1」の場合は、ソリューション・ルートを作成しないようになる。

また、レジストリを変更する場合は、
レジストリのバックアップも忘れずに実行しておきましょう。

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