普段から、それなりの頻度で使っていなければ思い出せない時がある。
そんなExcelの機能、今回は見出しの固定です。
行の見出しや、列の見出し等、
スクロールしたいけど、ここだけは常に表示させたい、という時に行います。
▼まず、列を固定したい場合。
入力したデータが左右に長くなってしまうと、
右にあるデータを見る為にスクロールしなければなりません。
例えば見出しを「A列」に置いた場合。
「B列」を一列選択して、メニューバーにある「ウィンドウ」から、
「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
▼同様に行を固定したい場合。
例えば見出しを「1行目」に置いた場合、
「2行目」を1行選択して「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
▼さらに、行も列も固定したい場合。
x軸とy軸に分けて表を作成する機会も少なくありません。
例えば「1行目」と「A列」それぞれに見出しを置いた場合。
「B列2行目」の【セルを選択】して「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
ちなみに、
Excel全体を選択した場合、A列を選択した場合、1行目を選択した場合、A-1を選択した場合、
この4パターンでは、丁度【表示されている領域の真ん中】を基点に固定されます。
個人的には「A列」を列選択した場合、AとBの間を固定してもらいたいのですが、
列ならば「A列」寄り、行ならば「1行目」寄りが固定されます。
「選択した場所の左上が固定される」と考えていれば良いかと思われます。