2007.12.05

Flash講座1

Flash講座1「ムービークリップあれこれ」

■ムービークリップに絵をロードする
FlashではMovieClipにグラフィックをロードするloadMovieメソッドがあります。
object_mc.loadMovie( URL );
とすることでURLのグラフィックや他Flashファイルなどがロードされます。

■ムービークリップをコピーする
MovieClipはインスタンス化するときにduplicateMovieClipで
ムービークリップを複製できます。このとき深度も一緒に定められますが、
同一深度には1つのムービークリップしか置くことができません。
1つのFlashファイルに複数のムービークリップを置くには深度を変える必要があります。
「MovieClipが消えてしまった」「MovieClipが表示されない」といったときに
このことを思い出してみてください。

■ムービークリップを移動させる
ムービークリップにはプロパティがあり、X座標、Y座標、アルファ値(透明度)、大きさ
を決めることが出来ます。
しかし、複数のムービークリップを同一座標に置くと処理が少し重くなります。
これは深度を変えていても同じです。また透明にしても同じです。
また、ムービークリップは画面外にも置くことが出来ます。
PCのブラウザでは部品となるムービークリップを既に画面外に用意しておき、
必要なときに、そのムービークリップの座標を移動することで画面内に出力させる、
といった技もよく使います。
ところが、これは携帯用のFlashLiteでは使えません。
画面外に移動した時点でムービークリップは消滅してしまうようです。

■複数の絵を出したり、消したりする
複数の絵を出したり、消したりするにはどうすればよいでしょうか。
毎回ムービークリップに絵をロードすると、同じ絵をロードするのは
無駄な時間になってしまいます。
そこでムービークリップに絵をロードした後は、そのムービークリップを
どこかに保存しておけばよいのです。もちろんユーザには見えない形で。
しかし、携帯では画面の大きさは限られています。
また、画面外にムービークリップを置くと消滅します。
透明にして画面内に保持すると、絵が多くなると重なってしまい、処理が重くなるでしょう。
そこで、ムービークリップの大きさを0にして画面内に配置しましょう。
絵を出力したいときはそのムービークリップの大きさを元に戻せばよいのです。

コメント (2)

ミスター新井は、FLASHに燃えています。
FLASHのお仕事をくださる方、募集しています。
よろしくお願いします。
杉山

コメントありがとうございます。
近々「Flashで何ができるのか」をまとめて公開したいと思っておりますので、そのときは見てくださいな。

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