導入事例紹介

    対象システム:ECサイトシステム

PHPバージョンアップ

某EC企業さま


ココがポイント!

  • 段階的なバージョンアップ
  • 各フレームワークのバージョンアップ
  • OS移行に伴う対応

システム化の背景

PHPのバージョンアップは、セキュリティ強化、パフォーマンス向上、新機能の利用、サポート継続のために重要です。古いバージョンは脆弱性のリスクが高く、最新環境での互換性も失われるため、更新が必要です。
今回は2段階に分けてバージョンアップを行いました。
5系→7系
7系→8系

システムの概要のご紹介

B to B to CのECサイトでPHPのみで約150万ステップの比較的規模の大きなシステムでしたが、調査1ヶ月・移行作業(テスト支援期間含む)4ヶ月の期間で対応を行いました。

段階的なバージョンアップ

PHP 5系から7系、7系から8系への変更は大きく、コードの互換性問題が発生しやすいため、一度に更新すると動作確認が困難になります。
段階的にPHPをバージョンアップすることで、互換性を確保しながら移行でき、コードの修正やエラー対応が容易になります。また、リスクを分散できるため、不具合発生時の影響を最小限に抑えられます。さらに、開発・テストの負担を軽減しつつ進められるため、スムーズな対応が可能です。

各フレームワークのバージョンアップ

PHPバージョンアップに伴い、CodeIgniterやEC-Cube等のフレームワークのバージョンアップ、その他ライブラリのバージョンアップや後続ライブラリへの移行も併せて行いました。
PHP同様互換性を確保するために段階的にバージョンアップを行いリスク分散を行い既存システムへの影響を少なくするよう作業を実施しました。

OS移行に伴う対応

お客様がOSを保守の終了したCentOSからUbuntuへの移行を将来的に予定していたため、PHPバージョンアップ対応中にUbuntu上でのテストも実施し、OS移行による影響を最小限にするよう対応を行いました。

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