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2006年09月19日
2006/09/19-Vol.00066

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 ─────────────────────[2006/09/19-Vol.00066]─
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□■  「コンピュータシステムはなぜ機能しないのか?」
□■   縲恬・vを大幅にアップさせるシステム設計の裏ワザ縲彌n■□
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CONTENTS★新宿五丁目通信
     
    
         ★システムのROI(費用対効果)と回収期間
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◇◆━新宿五丁目通信━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

野崎です、こんにちは。

昨日は『敬老の日』。また、『吉野家牛丼復活の日』でもありました。

大学生や社会人になりたての頃は、『吉牛』を良く利用してました。
間を置くと、無性に食べたくなるんですよね、あの味は。
http://www.yoshinoya-dc.com/

今回の復活は嬉しくもありますが、様々な思いが巡りました。

・アメリカのゴリ押しで輸入再開して良いのか?
・本当に安全な食材として問題はないのか?
・牛肉は環境問題に悪い影響があるのか?
・牛肉は健康に良いのか?

こうしてみると、もう、以前のようには利用しないように思います。
牛肉は『ハレの日』のご馳走として食べるのが良い気がしてきました。

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◇◆━今回のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 システムのROI(費用対効果)と回収期間

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最近、システム開発でもROI(費用対効果)ということが、
盛んに問われるようになりました。
ROI(アールオーアイ)は投資利益率とも言って、
投資家が資産運用や企業を判断するためによく使われてきたものでした。

1980年ごろからのシステム開発では、とにかく手書き作業をシステム化する
だけで明確にROIを示すことが可能でした。

でも、いまどきは、売上伝票にしろ請求書にしろ、
手書っていうことはありませんよね。
手書きのものを貰ったら、合計が合っているのか心配で、
チェックしそうになっちゃいますよ。
どんな会社にも一通りの情報システムが入っている今、
問われるROIとは何でしょうか?

効果という言葉から考えてみましょうか。
システムを入れた結果として効果が出ればいいわけですから、

1)作業時間が短くなる。
2)売上金額が上がる。
3)在庫が減る。
4)探し物、問い合わせのムダな時間が減る。
5)顧客満足度が上がる。
6)個人の情報・ノウハウを一元化・共有化できる。


こんなことが考えられるでしょうか?
1)から 3)は数値目標で測ることができそうですが、
5)6)は、数値としてのROIを測るのは難しそうですね。

それでも何とか得られる金額を算出してみます。
次にシステム開発の費用と運用コストを考えます。

システムの初期開発に物凄い金額を掛けてしまうと、
いくら効果が大きくても、回収期間が長くなってしまいます。
また、ここが投資資産と大きく異なることだと思うのですが、
情報システムというのは、1度作れば何十年も継続して
恩恵が得られるものではないのです。

あたり前のことですが、回収期間が長くなれば、
時代に合わなくなるというだけでなく、運用コストもかかりますし、
ハードやソフトの初期投資物も、見直しをかけなければ
いけなくなってしまうのです。

だから、最近の業界動向から言えば、システムのROIは、
初期投資額を3年以内で回収できるものが望ましいと思います。

また、ソフトウエア資産は定額で5年償却が通常ですから、
5年後までは動くことが保証できるシステムである必要があります。
逆に言えば5年後にはリプレースを考えるのが望ましいのです。

確かに、効果についても、そして費用についてもシステムのROI計算は
なかなか難易度が高いといえます。
そして、こういうことを業界側のわたしが語ると、
「IT業界だから儲かるためにそう言っている」と思われそうですが、
本当に大事なお客様から、そして、本心からのアドバイスを欲しいと
言われた場合にだけ、
あくまでもわたし個人の見解として、これを伝えているのです。


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■著者紹介
  杉山  淳子(すぎやま あつこ)
  株式会社アイロベックス  代表取締役
 
 SEとして24年のキャリアを持つ。
 SEという職業を誇りに思い、心から愛している。
 
 今の願いは、「リスペクトカンパニー」
 一流のプロフェッショナルにみんなを育てること。

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