餅は餅屋に任せる。
しかし、餅屋を選ぶ責任はユーザーにあるのである。
「何を言っているんだ」とお思いでしょうか。
このメルマガでは、かなり突っ込んだこともお話していこうと思っているので、あまり触れたくないところでも入っていかざるをえません。
システム開発をどこかの会社に頼むといったときに、一番良いことは、その会社のSEを信じて、短期的、長期的な視点からのアドバイスを受けるということでしょう。
ところが、相手がアドバイスしてくれないとか、どうもそんなに経験がなさそうだといった場合には、その親方なり上司に相談できるようなところが望ましいでしょう。
システム開発でも何でもそうだと思いますが、お客様とSEの間に信頼関係が無いということが、徹底的に大きな溝を作ってしまうように思います。
初めてのシステム開発でSEへの信頼を持て、と言っても、おそらく無理でしょう。
だからこそ、2週間前の記事で、初めての場合は小さく始めるということをお勧めしたのです。
(参照:2008/06/17-Vol.00148「~ユーザー編 その2~」)
http://www.ilovex.co.jp/mobile_mailmagazine/2008/06/2.html
そこで、大事なことなのですが、「信頼を持てそうもない」ということであれば、素直に申し出て、早めに担当者を変えてもらったほうが良いでしょう。
とにかく、医者でも、建築家でも、SEでも、お客様と担当の間の相性が一番大切なんだと思うのです。
Vol.00150