2007.03.28

本人テストの重要性

プログラムの開発においてテストは重要視されています。
テストにはプログラムを作った本人の最終的なテストや
他人が行う単体テスト、結合テスト・・・などありますが、
一番バグをつぶしておくべきところは、作った本人の最終的なテストです。

一番仕様をわかっている本人のテストが甘いと、次の工程で行うテストで
多くのバグが発生し、戻りが生じるため、余計な工数がかかってしまいます。

私がプログラムを始めたころは、テストが甘く、悪気は無くても
細かい部分のテストが抜けてしまうということがありました。

それをどのようにしたら改善できるかを自分なりに考え、実践しているおかげで
以前よりは単体テスト後の戻りが少なくなったように感じます。

(1)とにかく仕様書の隅から隅まで読み、作ったPGで正しく処理が行われているか確認する
仕様書を読むのは当たり前のことですが、無意識に甘さを持ってしまい、
「この部分は簡単な処理だし共通な部分だから大丈夫だろう」という具合に
チェックを怠ると実はできていないというケースがあります。

(2)常に疑いを持つ
仕様書には誤字脱字や仕様変更で追加になった機能がある可能性もあるので、
「何かおかしい?」と思ったらSEに確認することが大切です。
自分の思い込みで作ってしまうのが一番危険だと思います。
ましてや、何の疑いも持たずに仕様書を鵜呑みにし、「仕様書に書いてあったから
そんなことは知らない」などという言い訳は言語道断です。

(3)見た目にも気をつける
そのプログラムでユーザーが一番に気づくところは画面デザインです。
人にもよりますが、少しインデントがずれていたり、文字の間に半角スペースが
空いていないだけでも気になる人はいます。
よって、最低限、見た目だけは誤字脱字やズレなどのないようにするべきだと思います。


プログラムを組むときは、最終的な確認を怠らないでバグ0を目指しましょう。

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