2007.08.06

DLLのデバッグ方法

VB.Netで構築しているシステムで、
画面より出力指示を行い帳票を出力するプログラムが有りました。

帳票のプログラムは、帳票ツール(ActiveReport)を利用し、
単一プロジェクトとしてDLL化されていて、
画面のプロジェクトよりDLL参照で呼び出すという構成です。

そこで、帳票のDLLをデバッグする部分で嵌ってしまいました…。

帳票のプロジェクトでデバッグをしようとすると以下のエラーとなります。
「クラス ライブラリの出力タイプを持つプロジェクトを直接起動することはできません。」

結局、デバッグは以下の方法で可能でした。

①帳票プロジェクトの構成を「Debug」に設定して、ビルドします。
②画面のプロジェクトで、①で作成したDLLを参照します。
③画面のプロジェクトの構成を「Debug」に設定して、デバッグ実行を行います。

上記の方法にて、
③で画面のプロジェクトをデバッグ時に、帳票をDLL参照している部分は、
帳票のモジュールを呼び出してステップ実行、デバッグが可能となります。

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