2006.08.25

InternetExplorer7.0の対策していますか?

2006年末にInternet Explorer7.0(以降IE7)の最終バージョンがリリースされます。
IE7ではフィッシングフィルターやActiveXのインストール方法の改善など、
セキュリティ面の強化やRSSリーダーの搭載など大幅な変更が行われます。
そのためMicrosoftはIE7を優先度の高い自動アップデートで配布を行います。

ただしこのIE7、安全性や機能の向上といった良いことだけでは無いようです。
CSSの実装方法がそれまでのバージョンと異なり(CSS2.0準拠?)、
サイトによってはデザインが崩れる可能性もあるそうです。

日本では企業からの要望で自動更新の対象になるまでに、
最終版リリースから6ヵ月後という猶予期間が設けられる事になっています。
またIE7の自動更新の無効化ツールキットも配布が始まりました。

これからWebサイトを作成するときにはIE7での動作確認や、
場合によってはお客様に無効化ツールキットの設定が必要になってきます。
まだ自動更新までは約1年の猶予があると思う方もいるかもしれませんが、
昨日ついにRelease Candidate(RC) 1が公開になりました、近日中に日本語版も出るようです。
RC1とは開発者支援のためのリリースで機能的には最終版に近いものです。
WindowsVistaには標準搭載となる物ですので早め早めの対応を行っていきましょう。

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