2006.10.27

ApacheとTomcatの連携

FedoraCore5の所感
 私はLinuxをさわるのがほぼ初めてな人なんですが、
このFedoraCore5ならばyum installすれば
パッケージごとソフトがインストールできます。
安心かつスピーディに使えるので、非常に気分がいいです。
 今回はApacheとTomcatの連携方法について
備忘録を残しておきます。
 
■Apacheのインストール
 yum install httpd
 /etc/httpdができると思います。
 
■Tomcatの解凍
 http://jakarta.apache.org/site/binindex.cgi
 にアクセスしjakarta-tomcat-5.X.tar.gzを入手します。
 tar zxvf jakarta-tomcat-5.X.tar.gz
 にて解凍をするとjakarta-tomcat-5.X
 というフォルダができるので任意の場所へ置いて使います。
 その場所をCATALINA_HOMEとよぶことにします。
 
■Apache拡張ファイルのインストール
 yum install httpd-devel
 /usr/sbin/apxsができます。
 
■mod_jk2のインストール
 http://jakarta.apache.org/site/sourceindex.cgi
 からjakarta-tomcat-connectors-jk2-src-current.tar.gz
 を入手・解凍します。
 cd jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.4-src/jk/native2
 へ移動してからコンパイルを行います。
 # ./configure --with-apxs2=/usr/sbin/apxs --with-tomcat5=%CATALINA_HOME%
 
 make
 
■ファイルの配置&設定
 mod_jk2のコンパイル後
 mod_jk2.soを /etc/httpd/modules/1 に
 worker2.propertiesを /etc/httpd/conf/httpd.conf 
 に配置します。
 
 worker2.propretiesを編集します。
 最後の行に
 [uri:/TomcatSample/*]
 と追加して保存します。
 TomcatSampleの部分にはTomcatのプロジェクト名が入ります。
 
■サンプルのJSP
JSPファイルを%CATALINA_HOME%webapps/TomcatSample/sample.jsp
 として保存します。
 
■連携の確認
 以上が完了したら、Tomcat、Apacheの順で再起動します。
 Apacheが外部公開されている場合は、これでTomcatプロジェクトも外部公開されます。
 http://[マシン名またはIPアドレスまたはドメイン名]/TomcatSample/sample.jsp
 にアクセスします。
AP.GIF
 webapps以下のJSPが見られれば、連携完了です。

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