今週のアイロベックス

北京旅行

去る5月某日、中国の北京に旅行に行ってきました。
ちょうど反日デモが盛んに行われている頃に申し込み、その後激化していたのでキャンセルすることも考えたのですが、折角なのでそのまま行ってしまいました。

もともと学生時代は中国語を専攻しており、その頃北京に行ったこともあったので、そのときのことを思い出しながらの旅行となりました。
因みに、専攻はしていましたが中国語が喋れるかと言うとズバリ喋れません。
予定ではペラペラになるはずでしたが、途中で文法の方に道を逸れてしまい、会話力があまりつくことなく卒業してしまいました。

で、いざ北京の空港についてみてまず驚きました。

むちゃくちゃ綺麗になっている!!

前来たときは黄砂の舞うだだっ広い滑走路らしいものがある、と言う感じの空港で、どこぞの田舎の飛行場かと思うほどなにもないところだったのに。
飛行機から下まで降りていってそこでバスを待たされる、と言うような空港だったのに、今では日本の空港と比較してもまったく引けをとらない国際空港に生まれ変っていました。

入国審査も無事に済んでホテルまで車で移動しましたが、ここでも驚きの連発です。
まず、道路がきちんと整備されているではありませんか。
前回来たときは土が山と積まれていて風が吹けば黄砂がやたら滅多ら吹き荒れる、という状態だったのに、今では立派な道路です。
しかも、中国=自転車というイメージ通り、自動車より自転車が多かったはずなのに今では自動車が多く出回っていて自転車の大群に呑み込まれることもありませんでした。
むしろ自動車による渋滞が多く、クラクションがうるさくて困りました。

また高層ビルがたくさん生えていたことにも驚きました。
恐らく中国には地震があまりないのでしょうか、全面ガラス張りのビルが多いのが印象的でした。
地震が起きたら間違いなく大惨事になるでしょう。

日中は北京周辺の名勝旧跡を回りました。
さすがに名勝旧跡あたりは変わりないか、と思っていたのですが、世界遺産の一つである故宮博物館はオリンピックにあわせて大改装中とのことで、普通に工事してました。
ちょっとがっかりな感じです。

天安門広場とか、比較的日本人が多く集まりそうなところにも普通に行ったりしたのですが、まったく問題ありませんでしたね。
罵声を浴びせられたり石を投げつけられたりするかとも思ったのですが、拍子抜けするほど何もありませんでした。

食べ物もツアーで行ったお陰か有名どころでの食事が中心で、食中りすることもありませんでしたね。
多少油あたりするかな、とも思ったのですが、なんともありませんでした。

夜は王府井という繁華街が近かったものですから、適当にぶらぶらしてデパートめぐりなどをしました。
街を歩いていると言葉が通じないことと空気が多少砂っぽいことを除けば、日本にいるのと大差ないですね。
むしろ活気という点でいえば北京のほうが賑やかかも、という印象も受けてきました。

今、中国は日本の高度経済成長期を上回る勢いで成長しているそうです。
3年後にはオリンピックが開催されることもあり、これからどんどん近代化が進んでいくのでしょう。
もう何年も前から中国の時代が来る、と言われてきましたが今回行ってみて、いよいよ本当に中国が大国になる日が近付いているのではないか、と感じました。
皆さんも一度、行ってみたらいかが?

編集後記

中国のお話を聞きとても興味を持ちました。今後海外に行く機会がありましたら、ぜひ中国へ飛びたいと思います。

次号5月30日の担当は神です。お楽しみに!

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