今週のアイロベックス

おいしい水へのこだわり

  • 2005年9月20日

私の実家は福島県です。
実家には自治体が設置する水道管がきておらず、井戸水を汲み上げて使っています。
ここで困ったことが一つあるんです。

それは、台風が来て大雨が降ると水が濁ってしまうのです。
お風呂に入る時は、どこぞやの温泉に入っている気分でよいかもしれませんが、「結局泥水じゃん」と思った瞬間に、とても微妙な気分になります。

そんな井戸水ですが、夏にはとても冷たくておいしい自慢の水となります。
しかも、近所でボーリング調査をしたところ、この地下には温泉の水脈があるらしいです。
それを聞いてか、母親が「最近、お風呂のお湯が滑らかになった気がする。」
と言っていました。もしかすると、一攫千金も夢ではないような気がします。

話が逸れてしまいましたが、おいしい水の話に戻します。

私が上京してきてからつい数ヶ月前までの５年間ほど、ずっと水を飲まずに暮らしてきました。
こちらの水は夏は地面の熱でぬるいし、安い浄水器で浄水した水は塩素の匂いこそ消えていますが、それほどおいしくありません。
周りではペットボトルの水を飲む人がたくさんいますが、水を買って飲むというのが理解できずに、またペットボトルに入っているということが気持ち悪かったのです。

しかし、会社に入ってから水を飲むようになりました。
いつもコーヒーやお茶を飲んでいたので、たまには水が飲みたくなり思い切って水を買ってみたら、意外や意外普通においしいんですね。

今更ながら、やっと東京の生活に慣れてきたような気がします。
でも、家でまで買って飲む気にはまだまだならないですね。

編集後記
実は、ぬるい東京の水にもよいことが一つだけあるんです。
それは、夏だけシャワーの水圧があがることです。
冬はというと、ご想像の通りかと思います・・・・。

次回9月26日の担当は永光です。お楽しみに！

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