今週のアイロベックス

冬季オリンピックの華は・・・

トリノオリンピックも、もう終盤ですね。(執筆時点)

私の注目は何と言っても「フィギュアスケート」です。
時差の関係で、ちょっと早起きをすると最終組の滑走がライブで見られます。
もちろんHDD への録画もバッチリです。

まずは17日(日本時間)に終了した男子シングル。
前回のソルトレイクから4年、16歳で出場して15位だった
スイスのステファン・ランビエールにずっと注目してきました。
その彼が世界選手権、グランプリファイナルで優勝、
そして見事オリンピック銀メダルに輝き、
つくづく人間の顔は作られるものだと言う事を実感しています。
トリノ開幕直前にひざの怪我をしていつもの調子では無いのが残念だったけど
表彰式でオイオイ泣く姿は良かったですね!!
この時は16歳の顔に戻っていました。

金メダルはロシアのエフゲニー・プルシェンコ。
彼は別格すぎて何も言う事はありません。
あれほど欲しかったはずのメダルもすでに彼にとっては通過点のひとつに
すぎないといった感じでした。

日本の「エロカッコイイ」高橋大輔選手はちょっと残念な結果に終わったけど、
ショートプログラムで一番滑走、フリーで最終滑走と宝くじに2回連続当選した
ようなクジ運(しかも悪い)にも負けず本当に良くがんばったと思います。
彼のスケーティングは海外でも評価が高く、まだまだこれからです。

そして22日(日本時間)にショートプログラムが
終了したばかりの女子シングル。
現在、サーシャ・コーエン(アメリカ)、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)、
荒川静香の3人が66点台のコンマ下を争う状態です。
そしてその下には村主章枝と続いています。

フィギュアスケートは新採点方式になってから、何をすれば加点になるか
明快になった反面、点の出る要素を詰め込んだプログラムが多くなり、
全体を通しての感動が少なくなったように思えます。
そんな中、荒川選手がイナバウワーをプログラムに入れる事で
24日(日本時間)のフリープログラムに挑戦します。
イナバウワーはリンクの端から端まで、
上体をぐっと後ろにそり返して移動します。
その移動距離の長さと美しさは誰も荒川選手にかないませんが、
残念な事に加点対象ではありません。
メダルも大切ですが、あえて自分を表現する事を選択した
荒川選手のこだわりに拍手です。
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この記事が掲載されるのは、丁度閉会式の余韻にひたっている頃ですね。
どの選手もバンクバー目指してがんばれ!!


編集後記

今回のオリンピックは、開催地イタリアとの時差のために、
多くの競技がライブで見られず、残念でしたね。
とはいっても、平日昼間でも、見れないのですが・・・。
私は、スノーボード競技をいくつか見て、
ついつい夜更かししてしまいました。

次回3月6日の担当は西槇です。お楽しみに!

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