今週のアイロベックス

めざせ日本代表!

私の2009年の目標の一つに「日本代表になること」があります。

何における日本代表かと言いますと、「ポケットモンスター」というゲーム
(以下、「ポケモン」)の日本代表です。

誕生から13年目を迎えた人気ゲームであるポケモンは現在、
世界中の少年少女や大人たちに愛されているソフトです。
1億8000万本(2008年末)というソフトの総売上数は、
「マリオ」シリーズに次いで世界第2位の記録を持っています。
中でも「ピカチュウ」という黄色いキャラクターを見たことのある方は、多いのではないでしょうか。

私がポケモンと初めて出会ったのは、小学5年生の冬のことでした。
当時のコマーシャルは、ここ数年のポケモン新作ソフトのコマーシャルのように
CGなどの特殊効果は用いられておらず、とてもシンプルなものだったと記憶しています。
ただ一つ、当時の私の心を掴んだフレーズがありました。
「赤を買うか、緑を買うか、ちょっと違うよ」
つまり、元祖ポケモンには「赤」と「緑」という二つのバージョンがあり、
どちらでプレイするかで、登場するポケモンなどに若干の違いがあったのです。

「自分が決めた仲間と一緒に、自分だけのストーリーを作れる」

その点に魅力を感じた私はさっそく、家の手伝いを始めました。
まだゲーム機本体さえ持っていなかった私は、両親を説得するために、
掃除や食器洗いなどを積極的にするようになりました。
そんな熱意が伝わり(?)、念願のゲーム機本体とポケモンのソフトをゲットしたのです。

それから時が経ち、今では欧米をはじめ数十カ国に広まったポケモンのゲームで、
ついに2009年、世界大会が行われることになりました。
これまで、日米対決など、日本を含む数カ国での大会や
非公認の交流会のようなイベントもあったようですが、
ゲームソフトが販売されているほぼすべての国を対象とした大会は、これが初めてになります。

日本代表になるためには、「予選」を通過しなければなりません。
以下に「予選」の経緯をご紹介します。

まず、申し込みをした全国各地のポケモンファンの中から抽選を行い参加者を絞ります。
その後「都道府県予選」が行われ、
参加者は51名(東京都から3名、神奈川県と大阪府から2名ずつ選出されるため)までに
絞り込まれます。
次に、51名が「北海道・東北」「関東・甲信越」「北陸・中部・東海」「近畿」
「中国・四国」「九州・沖縄」の6つに分けられ、「エリア予選」が開催されます。
それらを勝ち上がるといよいよ「ファイナルステージ」に出場でき、ここで日本代表が決定します。

以上の「予選」を通過し、めでたく日本代表になると、
夏にアメリカ西海岸で行われる
「ポケモンワールドチャンピオンシップス2009」に参加できるのです。

ゲームの対戦形式は「ダブルバトル方式」といい、
4匹のポケモンでチームを組んで挑戦します。
4匹の中からまず2匹をフィールドに出し、
ポケモンバトルがスタートします。
その後は状況に応じて技を仕掛けたり、控えのポケモンと交代したりします。
最終的に相手のポケモン4匹すべてをダウンさせた方の勝ちとなります。

私も、今回の大会のために戦術を考え、一からチームを組み立てていきました。
きっとこの組み合わせなら、連携のとれた戦い方ができ、
何より楽しんでポケモンバトルができると信じています。
今はもっぱら、完成した4匹のチームに慣れるための練習をしています。

ただ、最初にゲームを買ってもらった時に両親と約束した
「ゲームは1日1時間まで」という鉄の掟は、今でも守っています。
良い子、もとい、良い大人ですね。

世界中から熱いハートを持ったファンたちが集まり、技や戦術を競い合うイベントまで、あと少し。
とても楽しみです。

[参考]
ポケモンワールドチャンピオンシップス2009 日本代表決定大会
http://www.pokemon.co.jp/special/wcs0809/

編集後記
ポケモン、私もかなりやっていました。 私は最初に「赤」を買って遊んでいましたね。 サンダースが大好きでずっとチームに加えてかわいがっていました。

日本代表、そして世界大会に向けて頑張ってください!

次号1月26日の担当は小口です。お楽しみに!

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