今週のアイロベックス

DXライブラリが面白い

私は、これまで何度かRPGツクールを使ってゲームを作ったことがあります。
作るといってもプログラム要素は全く無く、
基本的に用意された素材を使って、物語を作り上げていくような形です。
最近のものは正式に改造可能になっておりカスタマイズが可能ですが、
昔のRPGツクールでは自前の画像を用意するぐらいでした。

それでも、話の『魅せ方』が上手い人が作れば、
元から用意されている素材だけでも凄い作品が出来上がったりします。

それ以上に何かをしたいとなると、自分で作るしかありません。
しかし、ゲームを作るとなると、言語の知識も含めて、プログラムを組まなければいけません。

ゲーム向けの言語として、HSPなどの入門用もあるのですが、
無謀にもC言語に挑戦してみたくなるのが男というものです(?)

そこで、前々から存在は耳にしていた
フリーで公開されているDXライブラリを使ってみました。

開発環境としてVisualStudioが必要です。
VisualStudioはMicroSoftからの無料配布で2005を所持していたので、環境は揃ってました。

いざ作ってみると、いやはや、何とも楽。
C++なんて触ったことも無い私でも、ちょっとした時間で単純な動作は実現できました。
多分、プログラミングがもっと得意な人なら、1時間とかからず作れそうな気がします。

単純なアクションゲームのようなものを作ってみると、色々なことが気になってきました。
①下から足場にジャンプすると底にぶつかってしまう…でも、上からだと乗れる。
②横から敵に当たると死んでしまう…でも、上・下からなら敵を倒せる。
③画面上にいない敵は動いてこない…でも、そろそろ表示されそうな位置になると動き出す。
④ボタンを押すと攻撃できる…でも、押しっぱなしだと連射は出来ない。
等々…。

普段、何気なく遊び、感覚の内に理解するゲーム内のルールを、
いざ実際に1から実現しようとなると…。

DXライブラリを使うことで、簡単にプログラムは作れるようになりましたが、
次に立ちはだかった壁は『処理の考え方』でした。

いかに効率良く、汎用的に作るか。

ここで、汎用性に富んだテンプレートのようなものを作れば、意外と需要がありそうな気がします
…が、まだ足掛け程度の私には無理でした。
今は、汎用性も何もないような作りで、まず『せめて一つだけでも作り上げること』を目標にしています。

VisualStudioを所持していて、ゲームが好きで、オリジナルを作ってみたいと思っている方。
DXライブラリ…いかがでしょう。

編集後記
掛端さんがこのゲームのプログラムを始めたころから少しずつ見せて頂いていますが、
ゲームができ上がっていく過程を見ていると非常に面白いです。
完成が非常に楽しみです。

次号4月6日の担当は赤羽です。お楽しみに!

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