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万里の長城

  • 2009年4月6日

今日皆さんに話したいのは万里の長城についてです。

以前、日本人に「万里の長城に行ったことありますか？」と聞かれました。
残念ながら、私は行ったことはないです。
その日本人は「万里の長城を全部登りたいですよ」と言いました。
私はびっくりしました。
それは無理だと思ったからです。
万里の長城を登るのと富士山を登るのとでは全然違うのです。
その人は万里の長城について詳しい情報は知らなかったので、
こういう話が出たのではないでしょうか。

では、万里の長城を紹介します。

万里の長城は全長約6000km(1万2000華里）です。
過去に全部の長城を登った人がいます。
しかし、登り終えるまでに3ヶ月以上かかったそうです。
ですから、全部の登りは難しいと思います。

一般に長城を作ったのは、秦の始皇帝だと認識されていますが、
現存している「万里の長城」の大部分は明代に作られたものです。

戦国時代から趙などは、北の異民族に備えるために長城を建設していました。
また、北に備えるだけではなく戦国七雄の国境間にも長城が作られていました。

始皇帝は中華を統一した後に中国の中にある長城は取り壊し、
北に作られた長城を繋げて大長城としたのです。
この時の長城は土製であり、馬や人が乗り越えられなければ良いということで、
それほど高い城壁ではなかったそうです。
また現在の物よりかなり北に位置し、その東端は朝鮮半島に及びました。

北京近くの八達嶺長城（はったつれい）は一番有名です。
北京郊外に位置し、北京市内と直通する八達嶺高速道路が建設されるなどの高い利便性から、
年間を通じて多くの観光客が訪問します。
ただし冬季は北京市内より気温が下がり、春は黄砂現象が多く観測され、
また7月頃には霧が発生することから温暖で晴天の多い秋季が最も混雑します。
興味がある方は是非見に行きましょう。


編集後記

万里の長城といえば、中国で代表的な観光スポットですね。

私もまだ行ったことは無いので、是非行ってみたいです。

しかし6000kmもあるのに、全部登った人がいることに驚きました。


次号4月13日の担当は小口です。お楽しみに！

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