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フィードバックを意識する

  • 2010年11月15日
  • 見並
  • minami

組織および個人の成長要素のひとつにフィードバックがあります。

システム開発の業界に限らず、どの業界、立場でも同じですが、
自分の仕事、成果に対する振り返りとして、良かった点、悪かった点を整理し、
次の仕事に活かしていく作業は必要不可欠です。

人によって差はあるでしょうが、多かれ少なかれ、
自らそのような経験を積んで徐々に成長していくものでしょう。

ただ、ここでのポイントは自分自身での振り返りポイントと
他人が自分に対して感じている振り返りポイントでは、
意外なほどギャップがあるということです。

経験の少ない人であればあるほど、その上司や先輩とのギャップは
大きいでしょうし、自分では全く気付いていないポイントを
上司や先輩は感じていたりするものです。
逆に上司や先輩が新入社員からのフィードバックを受けて
はじめて気付くこともあるかもしれません。

要するに、人はそれぞれ育った環境、経験、感性そのものが少しずつ違います。
少しずつ違った多種多様な感性、経験をフィードバックという形で知ることができれば、
より成長のスピードも増すのではないかと思います。

ただ、他人からのフィードバックというものは、望まなければ、
なかなか得ることが出来ないものでして、積極的に他人と関わっていき、
外部の情報をたくさん得て成長に繋げたいものであることは確かです。
もしくは他者フィードバックを得るための仕組みづくりは
もっと大事なのかもしれません。

フィードバックを受けることの重要性を意識すれば、
逆の立場から考えると、他人（他社）に対してフィードバックを返してあげることが、
どれだけその人（会社）のことを想っているのかという目安にもなりそうです。

我々、システム開発に携わる人間としてもお客様の真の目的を見定めて、
お客様の成長を促すような、提案なり、指摘なり、感じたことを
フィードバックして差し上げるような行動を心がけたいものです。

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