今週のアイロベックス

マーケティング本と実感

先週末に、
「コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング」
という本を読みました。
これは小説形式でマーケティングを学んでいく本です。
ある女子大生バンドがマーケティングの教授から学んだことを
活動に反映し、成功していく過程を描くことで
マーケティングについてわかりやすく学んでいくことができる、
「もしドラ」と少し似た形式のマーケティング本です。

本自体は非常に読みやすく、
セグメンテーションや4P(Prodact, Price, Place, Promotion)
といったマーケティング用語の基本的な部分が、
自然と頭に入ってくる文章構成となっていたので、
もしドラのように内容を理解するのが大変ということもありません。
マーケティングを学んだ事がない方への入門書には、とても良いと思います。

私は学生時代から技術一辺倒で、
マーケティングというものは一切学んだ事が無く、
題材となっているフィリップ・コトラーも、
名前を聞いた程度で詳しいことは全く知りませんでした。

そんな私が今回、なぜこの本を読んだのかというと、
1本のTwitterがキッカケでした。

著者の方がTwitterで運用していた「マサオさんbot」という物があり、
非常に面白いツイートをするので以前からフォローしていたのですが、
ある時「ええ!中の人が書いたマーケティングの入門書にフィリップコトラーがマジなお墨付きを出したのかい?」
というツイートが流れてきました。
この言葉だけ見た場合なら、なんでもないセールスツイートですが、
それまでに面白い事を散々提供してくれていた前提があったことから、
いったいどんな面白い本なんだろう、という期待が生まれました。

全く興味を持っていなかった人間に、
マーケティング本に対しての興味を持たせて
読むところまでこぎつけたこのツイートも、
マーケティングとして成功した事例なのだと実感しました。

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