今週のアイロベックス

経験値について

  • 2011年3月7日
  • 青木
  • aoki

仕事をする上で経験値はとても重要な要素です。

「この対応をしてしまうと、何か悪いことが起きる予感がする」

といった第六感のようなものは、第六感ではなく経験から導き出した予測だと私は考えています。
経験年数が長くなるにつれてこのような第六感が働くことが多くなることからも、
経験から導き出していることが分かります。

それでは、どのようにして経験値を得ればよいのでしょうか。
ただ毎日をぼんやりと過ごしたとしても、少なからず経験値を得ることは出来るでしょう。
プログラマの人であれば、自分で出してしまったバグの対応をするだけでも経験値を得ることが出来ます。

「こういう作り方では問題が発生してしまうんだな」

という気づきが経験値を得たことになるからです。

しかし、これだけでは経験値不足に陥ってしまうでしょう。
経験値が低ければ、第六感が働くケースが少ないということになります。
つまりは事前に察知することが出来ずに、選択ミスをしてしまう可能性が増えることになってしまいます。
当然ながらそのようなことは避けたいところです。

そこで、私は経験値を得るために「気になったことは突き詰める」というスタンスでいるようにしています。
例えば、誰かが質問してきたときに「これは面白そうな問題だ」と思ったものに対しては、
自分の中で結論づけられるまで考えるようにしています。
質問してきた人以上に、その問題に対しての答えが欲しくなっていることもしばしばあります。
自分の経験だけでなく、他人の経験も自分の経験として取り込んでしまうのです。

本当は何にでも興味をもって突き詰められればよいのですが、
本来の仕事が疎かになってしまっては本末転倒ですから、
ほどほどに抑えておくのも大切です。

私はこれからもこのスタンスを変えず経験を積んで、
第六感をビンビン感じれるようにしていきます。

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