今週のアイロベックス

運用保守についての心がけ

システム開発にとって、切っても切れない運用保守についてお話しします。

システム納品後は必ずと言っていいほど、お客様から要望をいただきます。
お客様の要望は、迅速、かつ的確に対応すべきことは当然です。
ただし、速さだけを優先してしまい、品質やシステムに影響を及ぼす可能性を
考慮しないと、後々お客様からの信頼を失い、自分の首を絞めることとなります。

ただ単に要望をお受けするのではなく、必ずリスクを考え、
こちらから最善策を提案する姿勢が必要です。
システムを考慮した上で、これからも改修が入ることを想定とした
プログラム改修が必須です。

また、要望の背景を知ることも重要です。
要望をいただいた機能の改修について、その場の一時的な対応はOKであっても、
開発者がお客様の業務を理解してないがゆえに、適切な提案ができず、
また同じ機能で改修が入るということもあります。
恒久的な対策を練り、要望に応えることで、
お客様の安心を得るのではないのでしょうか。

プログラム改修後には必ず動作検証を行います。
開発側で動作検証するにあたり、多種多様なケースを想定して
動作検証をすることが重要です。
決まった仕様で動作することはもちろんのこと、
例外パターンの確認、他機能へ影響がないかの検証も行うことが絶対です。

そして、お客様にも動作検証をしていただく必要があり、
本当にこの改修内容でいいのか、業務レベルで確認していただく必要があります。

快適な運用保守を実践する為にも、"お客様を知ること"
そして、"お客様の立場になって物事を考えること"が重要なことだと思います。

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