今週のアイロベックス

子犬の里親になりました

  • 2011年6月27日
  • 橋本
  • hashimoto

先日、隣の市の保健所に保護された犬を動物愛護団体から譲り受けました。

ただ、保護された全ての犬が新しい飼い主を捜してもらえるわけではありません。
犬の健康状態と性格を判断して、合格にならなければ「処分」されてしまいます。

全て初めての経験で、だいぶ緊張しました。

犬との面接の前に、保護団体の方と何度か電話のやりとりがあります。
犬の見た目の特徴、性格をマイナス面も含めて知らされます。

里親になるためには、里親同意書にサインも必要です。
動物病院での健康診断の結果、種々のワクチンの接種、市への飼育登録、
避妊（または去勢）手術の実施等の報告義務もあります。

また、意外に思われるかもしれませんが、
以下の場合も里親としてはふさわしくないと判断される事もあるそうです。

（1）一人暮らし、同居家族が６５歳以上のみ
（2）小学校低学年以下の子供が居る
（3）未成年者及び学生
（4）先住の成犬・成猫がいる場合、避妊・去勢が未実施

（1）は里親に何かあった時、面倒を見られなくなるからでしょう。
また、里親が高齢の場合には健康面の不安もあります。
（2）は犬の性格によっては子供を嫌うため、
ストレスで子供を傷つける事があるためです。
また子犬の場合は甘噛みで子供を傷つける事があります。

できるだけ多くの人に里親になってもらいたいはずですが、
このような厳しい条件を付ける事で、
里子に出された動物が再び不幸になるリスクを極力減らしています。

これを自分の仕事に置き換えてみて、気づいた事もたくさんあります。
マイナス面も正直に伝える、受け入れられない条件はお断りする。
これらをお客様に納得していただける信頼関係を築くところから、
仕事は始まると思います。

最後に....

≪里親の気持ち≫
新しい飼い主を一生懸命探してくださるボランティアの皆さんには、
本当に頭の下がる思いです。ありがとうございます。

≪犬の気持ち≫
初日は不安と寂しさで夜泣きをしてすみませんでした。
良い番犬になってご近所に貢献します。

秋田犬の雌　色：白　名前：タップ
これでも一応子犬です。

20110628_tap.jpg

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