今週のアイロベックス

人に教える

みなさん、こんにちは。
今回は、弊社で実施している「基金訓練」についてお話します。

弊社の基金訓練では、これから就職を目指されている方を対象に、
ビジネスマナーなどの講習、面接の対策、
事務の基礎となる、Microsoft Officeの訓練などを実施しています。


私が基金訓練の運営担当となり、最初は幅広い年代の受講生に
何かを教えるということは不安が多かったです。

しかし、受講生の方と接するにつれ、
「教える」ということについてたくさんのこと学びました。

例えば、自分のやり方をただ押しつけるような教え方ではなく、
何を目的としているかという理由も説明しないと、
受講生は理解できませんし、なかなか先に進めません。

当然、受講生の間で知識や技術にばらつきがあったので、みんなが一定のレベルに立てるよう、
基金訓練スタート直後の授業では、パソコンの操作、画面の見方から教えました。

受講生には、些細なことでも分からないことは質問するように伝え、
他の講師の授業でも、アシスタントとして参加し、質問しやすい環境を作りました。

何が分からないか分からないという受講生には、
どこまで分かって、どこから分からないかの切り分けを一緒にやると、
自分が分からない部分に気づいてもらえます。

これは受講生に歩幅を合わせ、共に学ぶことで気づいたことでした。

知識や技術の底上げ、質問しやすい環境作りが、中盤を過ぎた現在でも、
途中で辞める受講生がいない状態を維持しているのだと思います。


教える側は決して「こんな簡単なこと。」と思わず、
教えてもらう側の目線を常に意識して講習に臨まなければなりません。

残り2ヶ月となりましたが、まだまだ受講生には学んでいただきたい事がたくさんあります。
みんなが社会人としての見聞を身につけ、卒業できるように努めたいと思います。

最新の記事

バックナンバー

株式会社アイロベックス
TEL : 03-6892-2526
システム開発や、その他アイロベックスへのお問い合わせこちらから
ページのトップ